新型コロナウイルス対策として全国18都道府県に適用されていた「まん延防止等重点措置」が3月22日に全面解除されました。予断を許さない状況ではありますが、ようやく一段落といった雰囲気も漂ってきます。

　このコロナ禍で私たちの働き方は大きく変化したことは言うまでもないでしょう。急場凌ぎであった在宅勤務から、働く場所を問わないリモートワークへ。そして、現在はオフィスにコラボレーションや共創の機能を見出し、必要に応じて使い分けるハイブリッドワークという働き方へとシフトしています。いわゆる「まん防」の全面解除によって、ハイブリッドワークをさらに広げようという企業も少なくないかもしれません。

　しかし、ハイブリッドワークを支えるデジタルデバイスの管理には課題が少なくありません。これまでオフィスにいる前提で運用されてきたデバイス管理のあり方が、新たな働き方へ対応する必要性が生まれてきました。

　これを商機とにらみ、さまざまな企業が動き出しています。特集でご紹介した取り組み以外にも、ハイブリッドワーク時代に即したエンドポイント管理の方法は、今後さらに増えていくと思われます。どうすればより効率的にエンドポイントを管理し、生産性を高めていけるか。私たちも考えて行きたいです。（藤岡 堯）

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ハイブリッドワーク時代のエンドポイント管理　変容する販売戦略