このところは気温も上がり、春めいた雰囲気が日毎に強まっているように感じます。春は進級や進学、就職など、新たなステップを踏み出す季節。読者の皆さんにも、心機一転、といった気持ちの方がいらっしゃるかと思います。

　電子契約サービスを提供するサイトビジットは3月8日、これまで「NINJA SIGN by freee」として展開してきたサービス名を「freeeサイン」に変更しました。freeeグループへの参画から丸1年を前に、freeeグループのプロダクトであることをより明確にし、グループが取り組むスモールビジネス支援への意志を強くアピールするとともに、市場での存在感も高めていく考えです。

　サイトビジットとして初となる戦略発表会で鬼頭政人代表取締役は、サイトビジットがfreeeグループのプロダクト群における法務部分を広く担う姿勢を強調していました。以前、別の取材で鬼頭氏は「『法律はよく分からないけど、契約を結ばないといけなくなった人』に寄り添いたい」と語っていましたが、契約にとどまらない幅広い法務領域で、スモールビジネスの担い手を支えていくことになるのでしょう。

　サービス名を変更し、新たな挑戦に乗り出した同社の取り組みに今後も注目していきたいです。（藤岡 堯）

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サイトビジット サービス名を「freeeサイン」に一新 個人事業主向けプランを開始