さまざまなキャッシュレス決済サービスの登場で利用者が増えている中、店舗におけるキャッシュレス決済の導入ニーズが引き続き多くなることが予想されます。ただ、個人商店や中小店舗にとってはキャッシュレス化に向けて高額なシステムを導入する余裕がないというのが実情。簡易で手軽に使えるPOSシステムで、クレジットカード決済やコード決済などへの対応を要望しているといえるでしょう。

　このような課題解決に向けて、アイティフォーとスマレジはパートナーシップを組むことになりました。アイティフォーのマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」とスマレジのクラウドPOSシステム「スマレジ」を連動。クラウドPOSシステムと決済端末をあわせた提供によって、加盟店の労務軽減やコスト削減の実現に取り組みます。

　新型コロナウイルス感染症の影響も相まって、現金の取り扱いを回避するという傾向はますます強まるといえます。このような状況も含めて、キャッシュレス化がますます普及していくことに期待したいです。（佐相彰彦）

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アイティフォーの「iRITSpay決済ターミナル」が「スマレジ」と連動