2020年12月17日に国土交通省と高速道路会社6社は高速道路・自動車専用道路の料金所のETC専用化のロードマップを公表し、今春から一気にETC専用料金所が増える。都心を結ぶ環状線の首都高速(首都高)は計34カ所がETC専用となり、30年に全てETC専用となる予定。ETC専用料金所を利用するには、ETC車載器とETCカードが必要。そこで今回は、おすすめのETCカードを紹介しよう。
なお、年会費制・デポジット式のETC専用カード「ETCパーソナルカード(パソカ)」もあるが、現時点での仕様だと使い勝手が悪く、パソカではなく、クレジットカードと紐づくETCカードの新規発行をおすすめしたい。
おすすめETCカードは、クレジット払いのポイント還元率が1%以上で、ETCカードの初回発行費用が無料のクレジットカードだ。具体的には、「dカード GOLD」「au PAY カード」「楽天カード(楽天PointClubの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドの場合)」「楽天ゴールドカード(楽天PointClubの会員ランクがプラチナ未満の場合)」など。
ポイント還元分は、dカード GOLDはdポイント、au PAY カードはPontaポイント、楽天カード・楽天ゴールドカードは楽天ポイントで付与されるので、それぞれ「d払い」「au PAY」「楽天ペイ」の支払いに充当すると無駄なく使える。毎月の利用額に応じて増減するポイント還元分を考えると、キャッシュレス決済の普及を後押しする料金所のETC専用化は理に適っている。
なお、dカードは「初年度年会費無料・2年目以降は年1回以上利用で無料」という条件があるので、ETCカードの発行・利用を前提とすると、年会費無料のdカードより有料の「dカード GOLD」のほうが総合的にメリットが高いといえる。対してau PAY カードは、年会費は種別を問わず無料、ゴールドカード会員は発行手数料も無料、通常会員の新規発行手数料は実質無料(発行から1年以内の利用でキャッシュバック)、再発行手数料有料となるので、ETCカードの発行・利用だけが目的なら通常のau PAY カードで十分だろう。
ちなみに、旧型のETC車載器より、ETC2.0車載器のほうが本体価格は高いが、C4 圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)、新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)で、常時「ETC2.0割引(通常料金の約2割引き)」を受けられるので、圏央道を利用する人はETC2.0車載器の設置がお得だ。
このほか、ETC2.0限定の割引として、対象の「道の駅」利用時に限り、高速道路をいったん降りても降りずに利用した場合と同じ料金で高速道路を継続利用できる社会実験の対象になるメリットもある。
NTTドコモは、dカード/dカード GOLD会員・新規入会者向けに「ETCカード新規ご入会とご利用でお得!」キャンペーン、楽天カードは新規入会者向けに「楽天ETCカードご入会&ご利用で最大3,000ポイントのチャンス!」を実施中。降車時に必ず車載器からETCカードを抜き取り、紛失せずに管理できるなら、年会費無料のETCカードを複数枚保有しておいたほうが万が一のカード決済トラブル時に安心だ。お得なクレジットカードのキャンペーンやよく使う料金所のETC専用化、スマートICの新規開通などにあわせて、ぜひETCカードを作ろう。(BCN・嵯峨野 芙美)
なお、年会費制・デポジット式のETC専用カード「ETCパーソナルカード(パソカ)」もあるが、現時点での仕様だと使い勝手が悪く、パソカではなく、クレジットカードと紐づくETCカードの新規発行をおすすめしたい。
ETCカードは年会費有料の場合あり! ポイント還元率・年会費で選ぼう
通常、ETCカードはクレジットカードとは別に発行される。つまり、カードは2枚(オリジナル・ETC)に分かれるが、通常のクレジットカード利用分とあわせて支払うことになる。おすすめETCカードは、クレジット払いのポイント還元率が1%以上で、ETCカードの初回発行費用が無料のクレジットカードだ。具体的には、「dカード GOLD」「au PAY カード」「楽天カード(楽天PointClubの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドの場合)」「楽天ゴールドカード(楽天PointClubの会員ランクがプラチナ未満の場合)」など。
ポイント還元分は、dカード GOLDはdポイント、au PAY カードはPontaポイント、楽天カード・楽天ゴールドカードは楽天ポイントで付与されるので、それぞれ「d払い」「au PAY」「楽天ペイ」の支払いに充当すると無駄なく使える。毎月の利用額に応じて増減するポイント還元分を考えると、キャッシュレス決済の普及を後押しする料金所のETC専用化は理に適っている。
なお、dカードは「初年度年会費無料・2年目以降は年1回以上利用で無料」という条件があるので、ETCカードの発行・利用を前提とすると、年会費無料のdカードより有料の「dカード GOLD」のほうが総合的にメリットが高いといえる。対してau PAY カードは、年会費は種別を問わず無料、ゴールドカード会員は発行手数料も無料、通常会員の新規発行手数料は実質無料(発行から1年以内の利用でキャッシュバック)、再発行手数料有料となるので、ETCカードの発行・利用だけが目的なら通常のau PAY カードで十分だろう。
ちなみに、旧型のETC車載器より、ETC2.0車載器のほうが本体価格は高いが、C4 圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)、新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT)で、常時「ETC2.0割引(通常料金の約2割引き)」を受けられるので、圏央道を利用する人はETC2.0車載器の設置がお得だ。
このほか、ETC2.0限定の割引として、対象の「道の駅」利用時に限り、高速道路をいったん降りても降りずに利用した場合と同じ料金で高速道路を継続利用できる社会実験の対象になるメリットもある。
NTTドコモは、dカード/dカード GOLD会員・新規入会者向けに「ETCカード新規ご入会とご利用でお得!」キャンペーン、楽天カードは新規入会者向けに「楽天ETCカードご入会&ご利用で最大3,000ポイントのチャンス!」を実施中。降車時に必ず車載器からETCカードを抜き取り、紛失せずに管理できるなら、年会費無料のETCカードを複数枚保有しておいたほうが万が一のカード決済トラブル時に安心だ。お得なクレジットカードのキャンペーンやよく使う料金所のETC専用化、スマートICの新規開通などにあわせて、ぜひETCカードを作ろう。(BCN・嵯峨野 芙美)