西武ホールディングスは、SPACER、セントラルオペレーション、BOPISTA連携パートナーと協業し、2月18日から3月31日まで、SNSのLINEで手配した駅チカや地元沿線店舗の多彩な商品などを、所沢駅構内と駅商業施設グランエミオ所沢に設置するマルチコンテンツ・オープンロッカーで気軽に受け取ることができる駅配サービス「BOPISTA（ボピスタ）」の実証実験を行う。


　「BOPISTA（ボピスタ）」は、オンラインで購入した商品をリアルな店舗で受け取る購買スタイル「BOPIS（Buy Online Pick-up In Storeの略称）」の新しい形として、駅の立地を生かした駅配サービス。利用者は、商品をスマートフォンのLINE公式アプリから注文、自分の好きなタイミングでオンラインで注文した様々な商品をマルチコンテンツ・オープンロッカーにて気軽に受け取れる。
　昨年2～3月に実施した実証実験に続き、今回の取り組みでは、幅広いサービス提供者との連携を強化し、所沢駅周辺の4カ所の専用ロッカーで、駅チカや近隣店舗などの多種多様な商品を即日購入・受け取りができる地域密着型の駅配サービスを展開する。


　冷蔵の生鮮食品やスイーツなど取り扱う商品ラインアップを約70商品に拡充。駅商業施設グランエミオ所沢の弁当惣菜やスイーツに加えて、コストコ入間倉庫店の人気商品であるプルコギビーフ、ハイローラー、ケーキ、各種パンといった魅力的な商品を、最短で当日3時間後からの好きなタイミングで駅の専用ロッカーで受け取りが可能となる。

　衛生面については、商品を専用ロッカーに格納する際に都度除菌スプレーを使ってロッカー内や扉を拭き上げるなど安心して商品を受け取ることができるよう配慮するとともに、利用者からの問い合わせに迅速・効率的に対応するために専用のコールセンターを設置する。

　西武グループでは、コロナショックを乗り越え、ウィズ／アフターコロナの社会で顧客に良質なトータルサービスを提供するべく、新たな事業創造の一環として、外部パートナーと連携しながら、西武グループが有するリアルな顧客接点とデジタルサービスを融合させたOMO（Online Merges with Offline）サービスの展開を積極的に検討していく。