無印良品の「炊き込みごはんの素」はコスパ抜群！アレンジもできるから飽きない

グルメ

2022/02/16 17:30

　家具や生活雑貨で知られている無印良品は、食にも力を注いでいる。特に「炊き込みごはんの素」は、簡単に出来上がるだけでなく、郷土料理やパエリアなど他では買えないような種類が豊富で、手ごろな価格で販売されている。ホームページでは各店舗の店員によるアレンジレシピも紹介されるなど、おうち時間の食事がコスパ抜群でおいしく楽しめる。

　無印良品は、2022年1月14日に新店舗「MUJIcom 東池袋」をオープンした。MUJIcom 東池袋は、無印良品が初めて展開する中食サービス「MUJI Kitchen」を軸とした店舗として、毎日使う食料品を中心に取り揃える。

　MUJI Kitchenとは、「お腹を満たしながら、心も満たしてくれる。家庭のキッチンが果たしている、そんな役割の一部を街の中でお手伝いできたら」という思いから生まれた無印良品ならではの食料品部門だ。このことからも無印良品が食料品にかなり力を入れていることがわかる。

　今回は、スーパーで購入できる炊き込みごはんの素とは一味違った無印良品の「炊き込みごはんの素」を紹介しよう。

安心な素材で種類も豊富な無印良品「炊き込みごはんの素」

　無印良品では、レトルトカレーや手作りキット、炊き込みごはんの素など、普段の料理を手助けしてくれる商品が多く販売されている。

　中でも炊き込みごはんの素は種類も多く、本格的な炊き込みごはんや、郷土料理、海外の料理の素などがある。

　無印良品の食品はシンプルながら、素材へのこだわりが詰まっている。「彩り豊かな食卓に」をテーマにする、炊き込みごはんの素ももちろんそうだ。

　季節の素材を使っているので、米と一緒に炊くだけで彩り豊かな炊き込みごはんが炊き上がり、食卓が豊かになる。また、化学調味料や合成着色料、香料も使用していない。余計なものを使わずに、具材の旨みを生かしている。

　こういったシンプルな素材からつくられているので、無印良品の食品に安心を感じている消費者も多いのではないだろうか。

「炊き込みごはんの素」ラインナップ紹介

　無印良品の公式ネットストアで販売されている炊き込みごはんの素を紹介しよう。

1.炊き込みごはんの素　ほたて貝柱と昆布のごはん
2.炊き込みごはんの素　金目鯛ごはん
3.炊き込みごはんの素　かしわめし
4.炊き込みごはんの素　銀杏ときのこのごはん
5.炊き込みごはんの素　鮭ハラスと舞茸のごはん
6.炊き込みごはんの素　牛肉と実山椒のごはん
7.炊き込みごはんの素　パエリア
8.炊き込みごはんの素　チキンときのこのガーリックピラフ
9.炊き込みごはんの素　沖縄風豚角煮ごはん
10.炊き込みごはんの素　あさり山菜ごはん

　以上の10種類はすべて390円でネットストアで購入できる。他にも少し高くなるが、おいしいキノコの炊き込みごはんの素（635円）、たこ飯の素（520円）、土佐漁師めし鰹たっぷり炊込みご飯の素（450円）、大分県日田市椎茸鶏めしの素（540円）などがある（2022年2月現在）。

　化学調味料や香料が不使用でも、しっかりと香りが広がるよう舞茸や実山椒を使ったものや、昆布による出汁の味わいがしっかりと感じられるものなど、素材にこだわった炊き込みごはんの素ばかりなのだ。

　注目したいのが、郷土料理をお手本にした珍しい炊き込みごはんの素である。

　例えば、北九州の郷土料理をお手本に、鶏肉を使用した炊き込みごはんが「かしわめし」。沖縄の郷土料理「じゅーしぃ」をお手本にしたのが「沖縄風豚角煮ごはん」である。

　沖縄風豚角煮ごはんはしっかりした味付けで、ごろっと入った豚角煮の旨味が溢れる。後からかけるシークワーサーソースで酸味を加えた、沖縄ならではの郷土料理だ。

　他にも日本だけではなく、パエリアやガーリックピラフなど、洋風な炊き込みごはんの素も揃う。

　これだけの種類が揃っていれば、飽きる心配もないのではないか、と感じる。

無印良品炊き込みごはんの素は作り方がとても簡単

　素材にこだわった炊き込みごはんや、郷土料理をお手本にした本格的な炊き込みごはんの素なので、作るのに手間がかかりそうに思うかもしれない。しかし、作り方はとてもシンプルだ。ご飯を炊く前に具材を入れてかき混ぜるだけなのだ。

　炊き込みごはんの素は、混ぜるだけで簡単にできるので毎日の料理を手助けしてくれる。商品によっては、スープや出汁が入っていたり、後からかけるソースが入っていたりするが、いずれもちっとも難しくない。

　沖縄風豚角煮ごはんの素なら、炊き終わった後にシークワーサーソースをかければ出来上がり。

　通常のスーパーではなかなか沖縄風炊き込みごはんの素は購入できないだろうが、無印良品ならシークワーサーソースをかけた珍しい本格的な郷土料理が楽しめる。

　種類によって微妙に作り方は異なるが、ほとんどのものがお米に具材を混ぜて炊くだけで、簡単においしくできる。

無印良品炊き込みごはんの素は「価格見直し」で安い

　コスパが抜群なのも大きな魅力。無印良品の炊き込みごはんの素は、前述したように390円で手に取りやすいものが多い。

　無印良品では定期的に価格を見直しており、新価格として販売する。炊き込みごはんの素もその対象となっており、中にはもともと450円だった商品が390円に見直されたものもある。

　また、無印良品の店舗で「おいしさの期限が迫っています」というポップを見かけたことはないだろうか。おいしさの期限というのは賞味期限のことであり、賞味期限が近づいている商品は定期的に値下げして販売している。

　フードロスを減らすための取り組みとして有効で、こういった工夫も無印良品ならではと感じる。

　賞味期限が近づいて安くなっている商品は、炊き込みごはんの素以外でもレジ前に並んでいるケースが多いので、商品を購入する際にチェックしてみるといいだろう。

無印良品の「お店のスタッフおすすめレシピ」

　無印良品の炊き込みごはんの素は本格的でおいしいものばかりだが、ただ炊き込みごはんを炊くのに使うだけでなく、アレンジレシピも紹介されている。

　無印良品の公式ホームページ内には、「お店のスタッフおすすめレシピ」というコーナーがある。その中で、各店のスタッフがおすすめする無印良品の商品を使ったアレンジレシピのおたよりを紹介している。

　実際に販売している食品はもちろん、使っている調理道具や作り方の画像、説明も入っていてわかりやすい。

　また、会員アプリのMUJI passportアプリ上の「会員証」にある「ご利用可能なクーポン」をタップすると、「わたしたちが考えた無印良品のアレンジレシピ vol.2」冊子がもらえるクーポンが表示される（1人1冊限り）。店舗のレジで提示するともらえるが、2022年2月4日からの実施で、各店、なくなり次第終了となっている。

　ただし、手に入らなかった人でも、先述した公式ホームページ内の「お店のスタッフおすすめレシピ」でPDF版が見られるので安心だ。そんなアレンジがあったのか！と目からウロコのレシピばかりなので、マンネリ化して悩む毎日の料理の手助けになるに違いない。

炊き込みごはんの素を使ったおすすめのレシピ

　今回紹介した「炊き込みごはんの素　牛肉と実山椒のごはん」を使った煮込みうどんのアレンジレシピも掲載。紹介しているのは無印良品アル・プラザ草津店のスタッフだ。

　材料は、炊き込みごはんの素に加えて冷凍うどんや卵、長ネギ、片栗粉、水など簡単に揃うものばかり。作り方も丁寧に写真付きで掲載されていて、とても簡単なのでぜひチャレンジしてほしい。

　炊き込みごはんの素として通常使用すると、実山椒の香りや昆布仕立ての出汁の香り、牛肉の旨味を感じられる。その香りや旨味が、煮込みうどんでも楽しめる。

　本格的な炊き込みごはんの素を使ったレシピだからこそ、少ない材料でもおいしい煮込みうどんに仕上がるのだろう。炊き込みごはんにマンネリを感じた人は、アレンジレシピを試してみるといい。