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ソニーPCL、巨大な高画質LEDディスプレイを局面状に配置した「清澄白河BASE」開設

販売戦略

2022/01/26 07:00

 ソニーピーシーエル(ソニーPCL)は2月1日に、先端技術による新たな表現手法や体験を生み出し発信する場として、「清澄白河BASE」(東京都江東区)をオープンする。

「清澄白河BASE」の内部イメージ

 清澄白河BASEは、ソニーの「Crystal LED B」シリーズを使用した、国内初となる常設のバーチャルプロダクションスタジオをはじめ、先端技術を活用した制作機能を備える、同社の新たなクリエイティブ拠点。

 さらに、高解像・広色域に対応し、幅広い輝度条件下で豊かな階調表現が可能なデジタルシネマカメラ「VENICE」を備えるとともに、天井に解像度1008×1008ピクセル(横7m×高さ7m)のLEDパネルを設置し、環境光として自然でリアルな被写体への映り込み表現を実現する。

 床面積約760平方メートルと車両撮影にも対応しているので、自走式駐車場からスタジオへの乗り入れることができる。
 
車両撮影も可能な広さで、天井に設置されたLEDパネルを環境光に、自然な映り込みを表現

 そのほか、控室、シャワールーム、ミーティングルームといったユーティリティスペースも設置されている。

 CM、映画、ドラマ、ミュージックビデオからオンラインイベントまで、幅広いジャンルの映像コンテンツ制作をはじめ、高精細映像のニーズが高い企業のデザイン部門やマーケティング部門といったエンタープライズ領域向けのコンテンツ制作にも取り組むとともに、ソニーグループやソニー、アメリカのソニーイノベーションスタジオとの連携を通じて、バーチャルプロダクションによる制作ソリューションの拡充も進めていく。