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お手頃からノイズキャンセリング付きまで! おすすめの完全ワイヤレスイヤホン

時事ネタ

2022/01/24 18:35

 わずらわしいケーブルがないことで使い勝手の良い完全ワイヤレスイヤホンは、かつては珍しかったものの今は生活に馴染んでおり、街中で使っている人を多く見かける。高い人気を誇る商品だけに、5000円以下の手ごろなものから高価なものまで製品が多数あり、どれを選んで良いのか迷うほど。本稿では、その選び方とおすすめの5製品を紹介する。

街中でも見かけるようになった完全ワイヤレスイヤホン

バッテリー持続時間で選ぶ

 完全ワイヤレスイヤホンは一般にバッテリーサイズが小さく、ワイヤー付きのワイヤレスイヤホンよりもバッテリー持続時間が短い。このため、用途に合った連続動作時間が確保されているかどうか確認するようにしよう。なかにはケースに収納すると充電できるものもある。たとえば会社への行きと帰りなど、間に充電する時間があるのであればおすすめだ。

ノイズキャンセリング機能で選ぶ

 ノイズキャンセリング機能とは、電車や車の騒音を打ち消してくれる機能のこと。音声や音楽などの妨げになる外音を低減し、より音楽の世界に没頭できるだろう。また、音楽を再生せずにノイズキャンセリング機能だけを利用できるため、仕事や勉強などに集中したいときにも役に立つ。外音をあえて取り込むモード備えたモデルなら、電車やバス、駅でのアナウンスを聞いたり、車や自転車の接近に早めに気がついたりできるだろう。

音にこだわりがあるなら試聴がおすすめ

 オーディオ機器であるイヤホンの重要な要素「音質」については、それぞれの製品に特徴があり、どれが自分にとって一番良いかは聞いてみないとわからない。できれば実店舗で試聴してから購入するのがおすすめだ。実店舗に行くのが難しい人には、イヤホンのレンタルサービスの利用がおすすめ。レンタルしたものを気に入ったらそのまま購入できるサービスもあり、後悔のない買い物ができるだろう。

Apple AirPods Pro

 完全ワイヤレスイヤホンブームを作った立役者といっても良いAppleの最上位製品がAirPods Proだ。ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能のほか、会話を強調するモードがあり、雑音が多い場面でも目の前の相手の声が聞き取りやすくなる。Apple Musicで利用可能となった空間オーディオに対応している点もAirPods Proの特徴。音に包まれるような新しい音楽体験を味わうことができる。
 
Apple AirPods Pro

ソニー WF-1000XM4

 ソニーのWF-1000XM4は、業界最高クラスをうたうノイズキャンセリング機能が自慢の完全ワイヤレスイヤホン。前世代に比べて人の声や日常的なノイズを低減する効果が高まっており、騒がしいオフィス内で仕事に集中するのにも役立つだろう。ハイレゾ音質のワイヤレス音楽伝送が可能なLDACにも対応。LDACが利用可能な機器と組み合わせることでより高音質で音楽が楽しめる。ノイズキャンセリングオフなら12時間、オンでも8時間のバッテリー持続時間も魅力的だ。
 
ソニー WF-1000XM4

Victor HA-FW1000T

 イヤホンの音質を決める振動板に「木」を使ったのがVictorのHA-FW1000Tだ。独自技術で製造される木の振動板は楽器のような音色を奏で、いつまでも聴いていたい心地よい音を実現しているという。面白いのが「マスクモード」と呼ばれる機能の搭載。マスクを付けながらテレワークやオンライン会議をしても、音のこもりを補正し、クリアな通話を実現するという。また、ボリューム調整が100段階と細かいため、自分の好みの音量に調整しやすい点も魅力だ。
 
Victor HA-FW1000T

ambie AM-TW01

 完全ワイヤレスイヤホンというと耳の穴にねじ込んで使うものが多いが、ambie AM-TW01は「耳を塞がない」点が特徴。電話会議やビデオ会議でも自分の声や呼吸がこもらず、スポーツの際も蒸れにくいという。小さくて軽いのも特徴であり、完全ワイヤレスオープンイヤー型イヤホンで最小最軽量を実現。その重さは片耳あたりわずか4.2gだ。耳にねじ込む必要がない点も相まって耳への負担が少ない。
 
ambie AM-TW01

Anker Soundcore Liberty Neo 2

 Anker Soundcore Liberty Neo 2は5490円と、安価で買えるのがうれしい完全ワイヤレスイヤホン。この価格にしてIPX7規格対応の防水機能、最大10時間の音楽再生、充電ケース付きと非常にコストパフォーマンスが高い。人ごとに異なる耳の形に合わせるため、イヤーチップとイヤーウイングは複数付属し、自分に一番フィットするものを選べる。保証期間が標準で18カ月、会員登録すれば24カ月と長いのもうれしいポイントだ。
 
Anker Soundcore Liberty Neo 2

付けていることを忘れる快適さをぜひ

 ただケーブルがなくなっただけと思うかもしれないが、完全ワイヤレスイヤホンは非常に使い勝手が良く、快適に音楽を聴くことができる。まだ使ったことがない人はぜひ実店舗で試してみてほしい。また、ノイズキャンセリング機能など、仕事でも活用できる機能が付いているものも多く、音楽を聴く目的以外でも活躍するだろう。機能を比べ、自分の用途に合った製品を見つけたい。(ライター・ハウザー)