仕事効率をアップさせる「Word」の便利機能7選
Microsoft Officeに含まれる文書作成ソフト「Word」は、仕事などで特に使用頻度の高いソフトだろう。その機能は膨大で、すべてを使いこなすのはなかなか難しい。だからこそ、知っておくと効率がぐんと上がる機能も多い。仕事の効率を向上させるためにも、Wordのテクニックはぜひ覚えておきたい。本稿では、文書作成を効率化する便利機能7選を紹介する。
そんなときは、文書ファイルの拡張子を「.docx」から「.zip」に変え、解凍してみよう。すると、解凍されてできたなかにある、「word/media」というフォルダ内に、文書に含まれるすべての画像ファイルが並んでいる。元のファイルは拡張子を「.docx」に戻せば問題なく使用可能だ。なお、拡張子が「.doc」である古い形式のファイルではこの手が使えないため注意しよう。
仕事やレポートで使う機会の多いWord
Microsoft Wordは、仕事やレポートで使う機会が多い、言わずと知れた文書作成ソフト。世界中で標準的なソフトとして利用されている。日本においてもパソコンにWordを含めたMicrosoft Officeがプレインストールされていることが多く、利用率の高さをうかがわせる。そんなWordを効率よく使いこなせるようになっておくことは、決して無駄にはならない。1. ダミー文書の挿入
文書を作成するときは一般に、見出しなどの構成から作成し、詳細な文面を後から考えることが多いと思う。構成を考えるうえで、実際の文字を入れてレイアウトを事前に確認したいこともあるはず。そんなときは「=lorem()」と入力しEnterを押すとダミーの英文が入力される。また、「=rand()」なら日本語のダミー文書が挿入可能だ。「=rand(1)」や「=rand(3,5)」のように引数を与えると段落の数や範囲の指定もできる。文字のサイズや行間を整える際にも活用できる。2. 文書のなかの画像ファイルを取り出す
他人から送られてきたWord文書のなかに含まれる画像ファイルを流用したいというケースがあるかと思う。数が少なければ、画像を右クリックして「図として保存」を選べばいいのだが、数が多くなると大変だ。そんなときは、文書ファイルの拡張子を「.docx」から「.zip」に変え、解凍してみよう。すると、解凍されてできたなかにある、「word/media」というフォルダ内に、文書に含まれるすべての画像ファイルが並んでいる。元のファイルは拡張子を「.docx」に戻せば問題なく使用可能だ。なお、拡張子が「.doc」である古い形式のファイルではこの手が使えないため注意しよう。