銀行に現金を預けていてもほとんど利息は得られないが、一部の金融機関では、対象の銀行取引でポイントがゲットでき(対象取引・カウント方法は銀行ごとに異なる)、獲得したポイントは現金相当として使える。今や「ポイントを賢くためる」心がけこそ、家計の節約の第一歩だ。今回は22年1月現在、ポイントがたまる銀行と、22年度から新たにポイントサービスを開始する銀行を前編・後編に2回に分けて紹介する。
たまったりそなクラブポイントは、ANAのマイル、dポイント、WAONポイント、Pontaポイント、nanacoポイント、ジョーシンポイント、ビックポイント、ヨドバシゴールドポイントなど、好きなポイントなどに交換可能。「スターバックス カードへの入金」も選択でき、自由度の高さという点では最もおすすめだ。
3大都市銀行のうち、21年12月23日現在、みずほ銀行のみポイントサービスを導入していない。Pontaポイントをメインでためている場合は、三菱UFJ銀行、りそな銀行、後編で紹介するauじぶん銀行をメインとして利用すると、たまるポイントが一本化できて管理しやすいだろう。
後編では、22年4月にPontaポイントサービスを新たに導入するauじぶん銀行のほか、楽天銀行、新生銀行を取り上げる。(BCN・嵯峨野 芙美)
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行はPontaポイントがたまる「ポイントサービス」を21年5月に導入。月に一度以上のインターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」へのログインで5ポイント、月一度以上の口座引落で10ポイント、運用商品残高50万円以上で50ポイントなど、後発ゆえにクリアしやすい条件が多い。三井住友銀行
三井住友銀行は、20年6月に銀行取引でたまるポイントを三井住友カードのVポイントに変更。ポイントがたまる対象取引にインターネットバンキング「SMBCダイレクト」へのログイン、デビットカードの利用に加え、「当行本支店ATMの利用」があり、コンビニではなく、三井住友銀行のATMで頻繁に引き出す人はお得だ。りそな銀行
りそなグループのりそな銀行・埼玉りそな銀行は20年10月に、「りそなクラブ」「埼玉りそなクラブ」を統合し、同時に家族サービス「ふぁみりそな」を開始。従来同様、給与振込、デビットカードの利用、他行振り込みなどの銀行取引に応じて独自のりそなクラブポイントがたまり、家族サービスの利用で10%アップする。たまったりそなクラブポイントは、ANAのマイル、dポイント、WAONポイント、Pontaポイント、nanacoポイント、ジョーシンポイント、ビックポイント、ヨドバシゴールドポイントなど、好きなポイントなどに交換可能。「スターバックス カードへの入金」も選択でき、自由度の高さという点では最もおすすめだ。
3大都市銀行のうち、21年12月23日現在、みずほ銀行のみポイントサービスを導入していない。Pontaポイントをメインでためている場合は、三菱UFJ銀行、りそな銀行、後編で紹介するauじぶん銀行をメインとして利用すると、たまるポイントが一本化できて管理しやすいだろう。
後編では、22年4月にPontaポイントサービスを新たに導入するauじぶん銀行のほか、楽天銀行、新生銀行を取り上げる。(BCN・嵯峨野 芙美)