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egg流行語大賞2021第1位の「きゃぱい」、きっかけは大阪のおばちゃんの口癖から?

時事ネタ

2021/12/31 12:00

【こっそりミームを教えます・9】 「やばい」「エモい」「尊い」など、物事を形容するワードは数知れず。では「きゃぱい」は何を意味しているのか、みなさんはご存知だろうか。実は「きゃぱい」は、「egg流行語大賞2021」第1位に輝いた言葉。周りから「そんなことも知らないのか」と言われる前に、本稿でその意味を確認しておこう。

「きゃぱい」が誕生したきっかけは?(画像はイメージ)

「キャパオーバーやわ」は長すぎる? 

 つまるところ「きゃぱい」とは、キャパオーバーのこと。いっぱいいっぱいな様子やテンパっている状態などを表す言葉で、egg専属モデル・ゆうちゃみさんと大阪の仲良しなおばちゃんのやりとりから生まれたといわれている。

 というのも「キャパオーバーやわ」が口癖のおばちゃんに対し、ゆうちゃみさんが「長いから『きゃぱい』で良くない?」と助言したのがきっかけ。なお文章にする場合は、カタカナではなく平仮名で書く方がかわいいらしい。

 ちなみに「egg流行語大賞2021」は11月11日放送の「スッキリ」でも取り上げられており、番組で紹介された例文によると「マジかっこよすぎてきゃぱい(イケメンを見て胸がいっぱい)」「寝坊してきゃぱい(やることがたくさんあってキャパオーバー)」などと使うそう。実際にネット上でも、「今日きゃぱいけどがんばろう」といった投稿が多く見られた。

 一方、12月2日の「THE TIME,」では、総合司会の安住紳一郎さんが「マンモスきゃぱい」と発言。同番組でも「egg流行語大賞2021」第1位として「きゃぱい」が紹介され、その意味を初めて知った安住さんが「“マンモスきゃぱい”じゃない」とコメントしたのだ。少し古臭さを感じる「マンモスきゃぱい」だが、ネット上では「逆に使ってみたい(笑)」「“マンモスきゃぱい”いいかも」とちょっとした話題に。

 みなさんもキャパオーバーの時には、ぜひ使ってみてはいかがだろうか。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている