【記者のひとこと】SNSの風評被害にも対応

コラム

2021/12/17 10:00

 SNSを活用するのが当たり前の時代となっています。個人はもちろんですが、多くの企業が重要なマーケティング手法の一つとしてTwitterやInstagramといったSNSを通じて情報発信をしており、企業活動においても大きな存在感を示しています。

 一方で、SNSにはリスクがあるのはご存じの通りだと思います。拡散スピードが早いため、真実なら良いのですが、間違った情報もあっという間に多くの人に届いてしまい、風評被害が発生するというケースが一例として挙げられます。

 ラックとエルテスは協業してセキュリティサービスを提供することを発表しました。外部からのサイバー攻撃や内部不正までトータルでセキュリティ支援を行うとしています。その中で特徴なのが、インシデント発生時にSNS上で起きる企業の風評被害まで対応する点ではないでしょうか。来年1月に正式なサービスとして発売予定のため、市場でどういった反応があるのか追ってみたいと思います。

 ここまで書いておきながら私自身はSNSをほとんど利用していません。取材先企業などのTwitterを見て情報収集するくらいです。利用しないことに特別な理由があるわけではなく、自分の性格ではすぐに飽きてしまうのが分かっているためです。時代に合わせて利用しておいた方が良いかなと考える時もありますが、たぶんこの先も変わらないだろうなと思っています。(岩田晃久)

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