2021年の年間トップセラーは確実? NECPCの「LAVIE N15」シリーズが売れてる理由を実売データから分析
テレワークの定着やオンライン教育の拡大によって、ノートPC市場の活況が続いている。今秋には待望のWindows 11がリリースされ、年末や新生活時期にノートPCを新調しようと考えている人も多いだろう。こうした新たなトレンドの影響は売れ筋モデルにも色濃く反映されている。
全国の家電量販店やECショップのPOSデータを集計している「BCNランキング」によると、2021年1月~11月のメーカー別ノートPC販売台数シェアでトップを走っているのは、NECパーソナルコンピュータ(以下、NECPC)。年初から1度も首位を譲ることなく、王者の座を不動のものにしている。特に市場が盛り上がる新生活時期の3月は20%を超えるシェアを獲得し、ユーザーからの信頼の高さを示した。
同期間におけるWindows OSを搭載するノートPCの販売台数ランキングをみると、NECPCはトップ10内に半数を占める5モデルがランクイン。圧倒的な支持を得ているのは15.6型のスタンダードノートPC「LAVIE N15」シリーズだ。
LAVIE N15シリーズは、エントリーモデルの「N1530」から最上位モデルの「N1585」まで多彩なラインアップを備えており、それぞれのユーザーのニーズにぴったりとはまる選び方ができる。
特に人気が高いのが、1位と2位と10位に入った「N1565/AA(2020年7月発売モデル)」だ。1位のネイビーブルーは6.3%、2位のパールホワイトは4.4%と数多くのノートPCが市場に出回っているなかでも頭一つ抜けた販売シェアを誇っている。年間のトップセラーモデルはほぼ確実といっていいだろう。N1565/AA(2020年7月発売モデル)はメモリが8GB、ストレージは256GB、CPUはAMD Ryzen 7 4700U/2GHzを採用している。近年、Ryzen搭載モデルは性能と価格のバランスが評価されており、人気を後押しする要因になっている。
BCNの道越一郎チーフエグゼクティブアナリストは現在のノートPC市場と売れ筋の傾向について「テレワークが珍しくなくなり日常的にオンライン会議が開かれる昨今、PCには以前にも増して『仕事でも使える信頼性』が求められるようになってきた。NECPCのLAVIE N15シリーズはこうしたニーズにマッチし、頼れるマシンとしての評価が定まっているようだ」と分析する。
また、「Windows11がリリースされ、市場には徐々に搭載モデルが増えてきているものの、一昔前のように新OSのリリースがPCの売れ行きを大幅に押し上げるような現象は見られなくなった。しかし、Windows11で実現されているスマートフォンとの親和性向上やテレワークを意識した機能強化などによって、PCの存在感がさらに高まり、市場を下支えする効果は大いに期待できそうだ。」と2022年のPC市場についての展望を示した。
こうした傾向を踏まえて、年末と新生活時期に注目したいのが、10月に発売されたLAVIE N15シリーズの最新モデルだ。ラインアップの豊富さや使い勝手の良さはもちろん、Windows 11 Homeを標準搭載しており、数年先も満足して使えるスペックを備えている。
道越チーフエグゼクティブアナリストがキーワードにあげた「仕事における信頼性」という部分では、光ディスクドライブや豊富なインターフェース(有線LAN、HDMI、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、イヤホンジャック)を搭載していることもあげられる。最上位モデルでは高画質のWebカメラを採用するなど、テレワークやオンライン学習の質を上げるブラッシュアップも行われている。
NECPCはノートPC市場において機種別のトップだけでなく、メーカー別の販売台数シェアNo.1も確実視されている。もしNo.1を獲得すればBCNランキングにおいて11年連続でもっともノートPCが売れたメーカーの称号を手にすることになる。また、少し気は早いかもしれないが、現在のトレンドが継続するなら、2022年のノートPC市場は新しいLAVIE N15シリーズがけん引していくことになるだろう。(BCN・大蔵大輔)
全国の家電量販店やECショップのPOSデータを集計している「BCNランキング」によると、2021年1月~11月のメーカー別ノートPC販売台数シェアでトップを走っているのは、NECパーソナルコンピュータ(以下、NECPC)。年初から1度も首位を譲ることなく、王者の座を不動のものにしている。特に市場が盛り上がる新生活時期の3月は20%を超えるシェアを獲得し、ユーザーからの信頼の高さを示した。
同期間におけるWindows OSを搭載するノートPCの販売台数ランキングをみると、NECPCはトップ10内に半数を占める5モデルがランクイン。圧倒的な支持を得ているのは15.6型のスタンダードノートPC「LAVIE N15」シリーズだ。
LAVIE N15シリーズは、エントリーモデルの「N1530」から最上位モデルの「N1585」まで多彩なラインアップを備えており、それぞれのユーザーのニーズにぴったりとはまる選び方ができる。
特に人気が高いのが、1位と2位と10位に入った「N1565/AA(2020年7月発売モデル)」だ。1位のネイビーブルーは6.3%、2位のパールホワイトは4.4%と数多くのノートPCが市場に出回っているなかでも頭一つ抜けた販売シェアを誇っている。年間のトップセラーモデルはほぼ確実といっていいだろう。N1565/AA(2020年7月発売モデル)はメモリが8GB、ストレージは256GB、CPUはAMD Ryzen 7 4700U/2GHzを採用している。近年、Ryzen搭載モデルは性能と価格のバランスが評価されており、人気を後押しする要因になっている。
BCNの道越一郎チーフエグゼクティブアナリストは現在のノートPC市場と売れ筋の傾向について「テレワークが珍しくなくなり日常的にオンライン会議が開かれる昨今、PCには以前にも増して『仕事でも使える信頼性』が求められるようになってきた。NECPCのLAVIE N15シリーズはこうしたニーズにマッチし、頼れるマシンとしての評価が定まっているようだ」と分析する。
また、「Windows11がリリースされ、市場には徐々に搭載モデルが増えてきているものの、一昔前のように新OSのリリースがPCの売れ行きを大幅に押し上げるような現象は見られなくなった。しかし、Windows11で実現されているスマートフォンとの親和性向上やテレワークを意識した機能強化などによって、PCの存在感がさらに高まり、市場を下支えする効果は大いに期待できそうだ。」と2022年のPC市場についての展望を示した。
こうした傾向を踏まえて、年末と新生活時期に注目したいのが、10月に発売されたLAVIE N15シリーズの最新モデルだ。ラインアップの豊富さや使い勝手の良さはもちろん、Windows 11 Homeを標準搭載しており、数年先も満足して使えるスペックを備えている。
道越チーフエグゼクティブアナリストがキーワードにあげた「仕事における信頼性」という部分では、光ディスクドライブや豊富なインターフェース(有線LAN、HDMI、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、イヤホンジャック)を搭載していることもあげられる。最上位モデルでは高画質のWebカメラを採用するなど、テレワークやオンライン学習の質を上げるブラッシュアップも行われている。
NECPCはノートPC市場において機種別のトップだけでなく、メーカー別の販売台数シェアNo.1も確実視されている。もしNo.1を獲得すればBCNランキングにおいて11年連続でもっともノートPCが売れたメーカーの称号を手にすることになる。また、少し気は早いかもしれないが、現在のトレンドが継続するなら、2022年のノートPC市場は新しいLAVIE N15シリーズがけん引していくことになるだろう。(BCN・大蔵大輔)