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モバイルSuicaへの銀行チャージが可能になるアプリが登場予定 電子マネーがもっと安心・便利に

販売戦略

2021/12/09 17:30

 ローソン銀行と東日本旅客鉄道(JR東日本)は、ローソン銀行が新たに提供するチャージアプリと、JR東日本が提供するアプリ「モバイルSuica」を連携することで、銀行口座から交通系電子マネーのモバイルSuicaにチャージできるサービスを2022年春をめどに開始する。

サービス提供イメージ

 アプリ経由でモバイルSuicaにチャージが可能になる銀行(21年12月8日時点予定)は、ローソン銀行、きらぼし銀行、八十二銀行、栃木銀行、高知銀行、トマト銀行、きらやか銀行、香川銀行の8行。一度登録すると、アプリを操作して銀行口座から都度チャージできる。

 このチャージアプリは、対応銀行の口座を登録する際に、ローソン銀行ATMでキャッシュカードなどによる本人確認(ATM認証)を必須とし、利便性は下がるものの、セキュリティ面は高まる。ATM認証はローソン銀行と横浜銀行が特許出願中で、提携金融機関は今後も順次拡大予定。また、モバイルSuicaは第1弾であり、チャージアプリからチャージできる電子マネーも今後追加する予定。
 
チャージアプリイメージとATM認証の流れ

 モバイルSuicaにはクレジットカード(アプリに登録したカード/Apple Pay/Google Pay)、現金、JRE POINTでチャージが可能(「楽天ペイのSuica」は楽天ポイントからのチャージも可)だが、キャッシュレスサービスをもっと安心・便利に利用したいというニーズに応えるため銀行口座チャージを追加することにした。