年の瀬とともにクリスマスシーズンも近づいてきた。依然としてコロナ禍ではあるが、今年もさまざまなところでクリスマスイルミネーションが夜を彩っている。感染対策をとりながら、幻想的な明かりを眺めて、今年一年を振り返ってみるのもいいだろう。
関東のクリスマスイルミネーションスポット6選
関東で楽しめるおすすめのクリスマスイルミネーションスポット6選を紹介しよう。
駅直結で便利「MIDTOWN CHRISTMAS 2021」(東京)
東京ミッドタウンで開催される「MIDTOWN CHRISTMAS 2021」は、駅直結で交通アクセスの良さが抜群。平日の仕事帰りにふと立ち寄るのにも便利だろう。約1800体のサンタクロースのオーナメントで飾られた「サンタツリー」をはじめ、さまざまなイルミネーションが用意されており、見る人を飽きさせない。スケートリンクもあるため、子どもと一緒でも楽しめそうだ。
セーラームーンとコラボ「さがみ湖イルミリオン」(神奈川)
さがみ湖イルミリオンの今年のイルミネーションは、人気アニメの「美少女戦士セーラームーン」とのコラボで開催される。高さ約4mの聖地「エリュシオン」や、巨大な「幻の銀水晶」などが光り輝くという。劇中の音楽と連動したイルミネーションショーもおこなわれるとのこと。ファンにとってもうれしいイベントだ。
お菓子がモチーフで映える「おかしな!?お菓子なイルミネーション」(千葉)
東京ドイツ村でおこなわれるのは「おかしな!?お菓子なイルミネーション」と題したイルミネーションイベント。お菓子のゲート、棒付きキャンディーなど、かわいくて映えるイルミネーションが満載だ。また、イルミーションだけでなくランタンによるライトアップもおこなわれており、柔らかな光が心を温めてくれる。
自然をそのままアートに「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」(埼玉)
クリスマスだけでなく、常設されている体験型のイルミネーション「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」は、「自然が自然のままアートになる」というコンセプトのもとに、武蔵野のどんぐりの森が、人々の動きにあわせて変化する光のアート空間へと変貌している。イルミネーションを彩る卵形の「ovoid」には触れることが可能。押されたり風に吹かれたりして倒れると音色を響かせて立ち上がり、それに呼応して周囲のovoidも反応し音を出す。不思議な世界観をぜひ堪能してほしい。
日本3大イルミネーションの1つ「光の花の庭」(栃木県)
あしかがフラワーパークの「光の花の庭」は日本3大イルミネーションの1つに数えられているイベントだ。夜景観光士が選ぶ「イルミネーションアワード」においても6年連続の全国1位にも輝いており、専門家からの評価も高い。今年の注目スポットは「フラワーキャッスル」。光の花火による壮大な演出が魅力で、寒さも吹き飛びそうだ。
家からイルミネーションを動画配信で楽しむ手も
新型コロナウイルス感染が不安な人や、遠方で訪れるのが難しい人には、自宅からイルミネーションを楽しめる動画配信サービスがおすすめだ。たとえば、六本木けやき坂イルミネーションは11月10日(水)から12月25日(土)までYouTubeでライブ配信されており、自宅にいながら生の様子を楽しめる。ほかにもライブ配信や過去の映像配信がおこなわれているスポットは多数あるため、ぜひチェックしてみてほしい。
イルミネーションを気持ちよく楽しむためのポイント
イルミネーションを気持ちよく楽しむためには、いくつか気をつけてほしいポイントがある。
コロナ対策はしっかりと
最近は落ち着いているとはいえ、新型コロナウイルス感染はまだ収束したわけではない。人でごった返すことが予想されるイルミネーションスポットに向かうなら、しっかり対策をしよう。各イルミネーションスポットでは、どのような対策をすべきかガイドを出しているところも多いため、訪れる前にチェックしておきたい。
おしゃれとともに防寒にも気をつけて
おしゃれなイルミネーションスポットに赴く際にはおしゃれをしたいという人も多いだろうが、ぜひ防寒にも気を配ってほしい。イルミネーションイベントがおこなわれるシーズンは寒く、長時間外にいると風邪を引きやすい。イルミネーションに見とれて寒さに気づかないということもあり得るので、事前準備をしっかりしておこう。
食事をするなら予約がおすすめ
イルミネーションを楽しんだ後は食事、と考えている人も多いだろうが、多くの人が訪れるイルミネーションスポット周辺の飲食店は混雑が予想される。予約しての来店がおすすめだ。せっかくのイルミネーションで高揚した気分を、レストラン探しで下げることのないよう、スマートに楽しんでほしい。
イルミネーションで今年最高の思い出をつくろう
クリスマスシーズンのイルミネーションは年の終わりを彩るイベントであり、楽しみにしている人も多いだろう。ぜひとも美しいイルミネーションとともに今年最高の思い出をつくってほしい。(ライター・ハウザー)