1934年創建! 日本最古のビアホール「銀座ライオンビル」が登録有形文化財に
サッポロライオンは11月22日に、1934年に創建された「銀座ライオンビル」が、登録有形文化財(建造物)に指定されたことを発表した。
銀座ライオンビルは、大日本麦酒の本社ビルとして1934年(昭和9年)4月8日に竣工され、1階にはビヤホール「ビヤホールライオン」が開店している。同ビルおよびビヤホールの内装は、当時としては贅をつくし、工夫を凝らした造りとなっており、建築家を含む多くの人から絶大な賞賛を集めた。
戦時中は、空襲によって多くのビヤホールが焼失または疎開のために取り壊された一方で、「ビヤホールライオン」は空襲を免れ、1945年(昭和20年)9月11日からは進駐軍に接収され、進駐軍専用のビヤホールとなった。接収は1952年(昭和27年)1月に解除され、現在に至る。
同ビルは、創建当時から内装がほとんどそのままであり、「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」は現存する日本最古のビヤホールとして営業を続けているほか、竣工当時は会議室として使用されていた6階の「銀座クラシックホール」は、現在もパーティー会場などとして利用されている。2021年4月8日には創建87周年を迎えており、80年以上ものあいだ銀座の歴史を伝える建造物として親しまれてきたことが、今回の登録有形文化財への指定の一因になっていると考えられる。
銀座ライオンビルは、大日本麦酒の本社ビルとして1934年(昭和9年)4月8日に竣工され、1階にはビヤホール「ビヤホールライオン」が開店している。同ビルおよびビヤホールの内装は、当時としては贅をつくし、工夫を凝らした造りとなっており、建築家を含む多くの人から絶大な賞賛を集めた。
戦時中は、空襲によって多くのビヤホールが焼失または疎開のために取り壊された一方で、「ビヤホールライオン」は空襲を免れ、1945年(昭和20年)9月11日からは進駐軍に接収され、進駐軍専用のビヤホールとなった。接収は1952年(昭和27年)1月に解除され、現在に至る。
同ビルは、創建当時から内装がほとんどそのままであり、「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」は現存する日本最古のビヤホールとして営業を続けているほか、竣工当時は会議室として使用されていた6階の「銀座クラシックホール」は、現在もパーティー会場などとして利用されている。2021年4月8日には創建87周年を迎えており、80年以上ものあいだ銀座の歴史を伝える建造物として親しまれてきたことが、今回の登録有形文化財への指定の一因になっていると考えられる。