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「アニメふるさと納税」を10月にリリース、実質2000円でアニメの聖地を応援

販売戦略

2021/10/02 08:30

 アニメファンドは10月中旬に、日本の地域をアニメを通して応援する仕組みである「アニメふるさと納税」をリリースする。

ふるさと納税の仕組みでアニメ作品の聖地を支援できるサービス

 「アニメふるさと納税」は、ふるさと納税の仕組みを活用して住んでいる自治体に納める税金の一部を、アニメの“聖地”に寄付すること。実質2000円の負担で参加できる。

 参加者は、他では手に入らないアニメの返礼品や聖地の名産品を入手可能で、寄付金は自治体のアニメ聖地推進事業に活用される。
 
「アニメふるさと納税」の仕組み

 アニメ製作側にとっては、アニメファンドと自治体で練り上げられた企画の提案を受けられるほか、費用がかからず(9月現在)、寄付金を活用することでこれまでは実現できなかったコラボレーション施策を自治体と一緒に実現可能になるというメリットがある。
 一方、自治体にとっても、寄付金によってアニメとのコラボレーション施策の予算を確保でき、アニメファンドから実現に向けてのさまざまなサポートが得られるといったメリットがあり、9月時点では他社のふるさと納税サービスと同程度の料金で利用可能となっている。

 なお、サービス第1弾として、リリースと同時に2つのアニメ作品とそれぞれの聖地となる自治体のコラボレーション企画を予定する。