iPhone 13 128GBの価格比較 「いつでもカエドキプログラム」利用ならドコモが最安
NTTドコモは、9月24日のiPhone 13シリーズの発売にあわせ、残価設定型24回の分割払いを条件としたドコモのスマートフォン向け購入プログラム「いつでもカエドキプログラム」を開始した。
新しいiPhone 13シリーズは、国内ではソフトバンク、au(KDDI)、ドコモ、楽天モバイルの4事業者が取り扱う。前回のソフトバンク・auに続き、ドコモ・楽天モバイルの購入プログラムの特徴を見ていこう。
・ソフトバンク・au・SIMフリーのiPhone 13 128GBの価格比較 最安は?
https://www.bcnretail.com/market/detail/20210923_244846.html
ドコモのiPhone 13 128GBは、ドコモオンラインショップで新規・機種変更で購入する場合、通常11万1672円だが、24回分割払い・あらかじめ設定した買取価格(残価)での端末回収を条件としたいつでもカエドキプログラム適用時、端末返却と同時に24回目の支払いが不要となるため、23か月目に返却する場合、実質負担額は5万6232円に下がる。通常価格から2万2000円引きのMNPでは実質3万4232円となり、何と3万円台だ。
さらに独自の「早期利用特典」を用意し、12カ月目に返却すると、新規・機種変更4万9632円/MNP2万7632円とますます実質負担額は下がる。
・いつでもカエドキプログラムの詳細
https://www.bcnretail.com/market/detail/20210919_244663.html
ただし、購入プログラム(購入時に申し込む下取りプログラム)に共通するデメリットとして、指定の回収・査定条件を満たす必要があり、破損などで査定条件を満たさない場合、機種の回収に加えて2万2000円の支払いが必要。最終的に回収(下取り)に出さない場合は通常価格、新規・機種変更11万1672円/MNP8万9672円だ。
他社の購入プログラムに相当する独自の購入プログラム「楽天モバイル iPhone アップグレードプログラム」は楽天カード限定。年会費無料の楽天カードによる48回分割払いの24回目以降に該当iPhoneを返却すると、残りの最大24回分の支払いが不要になる(別途返却手数料3300円が必要)。仕組みはソフトバンクの「トクするサポート+」とほぼ同じで、25か月目の機種変更で、iPhone 13 128GBの実質負担額は4万9392円+返却手数料3300円の計5万2642円となる。
端末代の分割払いは他社クレジットカードでも可能だが、カード会社が別途定める手数料がかかる。楽天モバイル iPhone アップグレードプログラムは、グループの強みを生かした楽天カード新規入会・利用促進キャンペーンともいるだろう。
2021年10月1日以降に発売するスマートフォンは、原則「SIMロック」が禁止となり、キャリアが販売する場合もSIMロックがかかっていないので、iPhone 13シリーズのSIMフリー版の呼称は、厳密には「購入時キャリア契約なし版」が正しい。1~2年に一度、定期的に買い換えると得する大手3キャリアの購入プログラムの特典を利用する予定がないなら、支払総額の安いSIMフリー版(購入時キャリア契約なし版)がおすすめといえる。(BCN・嵯峨野 芙美)
新しいiPhone 13シリーズは、国内ではソフトバンク、au(KDDI)、ドコモ、楽天モバイルの4事業者が取り扱う。前回のソフトバンク・auに続き、ドコモ・楽天モバイルの購入プログラムの特徴を見ていこう。
・ソフトバンク・au・SIMフリーのiPhone 13 128GBの価格比較 最安は?
https://www.bcnretail.com/market/detail/20210923_244846.html
ドコモ「いつでもカエドキプログラム」は24回払いで早期返却特典あり
SIMフリー版iPhone 13 128GBのAppleのオンラインショップでの販売価格は9万8800円。送料は無料。9月17日21時から予約を受け付けている。ドコモのiPhone 13 128GBは、ドコモオンラインショップで新規・機種変更で購入する場合、通常11万1672円だが、24回分割払い・あらかじめ設定した買取価格(残価)での端末回収を条件としたいつでもカエドキプログラム適用時、端末返却と同時に24回目の支払いが不要となるため、23か月目に返却する場合、実質負担額は5万6232円に下がる。通常価格から2万2000円引きのMNPでは実質3万4232円となり、何と3万円台だ。
さらに独自の「早期利用特典」を用意し、12カ月目に返却すると、新規・機種変更4万9632円/MNP2万7632円とますます実質負担額は下がる。
・いつでもカエドキプログラムの詳細
https://www.bcnretail.com/market/detail/20210919_244663.html
ただし、購入プログラム(購入時に申し込む下取りプログラム)に共通するデメリットとして、指定の回収・査定条件を満たす必要があり、破損などで査定条件を満たさない場合、機種の回収に加えて2万2000円の支払いが必要。最終的に回収(下取り)に出さない場合は通常価格、新規・機種変更11万1672円/MNP8万9672円だ。
4キャリア中最安の楽天モバイル キャンペーン・購入プログラムでさらにお得
楽天モバイルのiPhone 13 128GBの価格は、機種変更・新規・MNP問わず、SIMフリー版と同じ9万8800円。さらに、端末購入と同時にMNPでRakuten UN-LIMIT VIを契約すると、1人1回限り、最大2万ポイント還元が適用されるので、MNPなら実質負担額は7万円台後半だ。他社の購入プログラムに相当する独自の購入プログラム「楽天モバイル iPhone アップグレードプログラム」は楽天カード限定。年会費無料の楽天カードによる48回分割払いの24回目以降に該当iPhoneを返却すると、残りの最大24回分の支払いが不要になる(別途返却手数料3300円が必要)。仕組みはソフトバンクの「トクするサポート+」とほぼ同じで、25か月目の機種変更で、iPhone 13 128GBの実質負担額は4万9392円+返却手数料3300円の計5万2642円となる。
端末代の分割払いは他社クレジットカードでも可能だが、カード会社が別途定める手数料がかかる。楽天モバイル iPhone アップグレードプログラムは、グループの強みを生かした楽天カード新規入会・利用促進キャンペーンともいるだろう。
2021年10月1日以降に発売するスマートフォンは、原則「SIMロック」が禁止となり、キャリアが販売する場合もSIMロックがかかっていないので、iPhone 13シリーズのSIMフリー版の呼称は、厳密には「購入時キャリア契約なし版」が正しい。1~2年に一度、定期的に買い換えると得する大手3キャリアの購入プログラムの特典を利用する予定がないなら、支払総額の安いSIMフリー版(購入時キャリア契約なし版)がおすすめといえる。(BCN・嵯峨野 芙美)