新型iPadの発売待ち? タブレット市場でAndroid勢が健闘

データ

2021/09/17 07:30

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年8月のタブレット端末の販売台数は前年同月比は56.5%。前月の79.6%からさらに低下した。巣ごもり需要の反動減に加えて、新型iPadの発売を前に買い控えの動きも出ているとみられる。


 メーカー別の販売台数シェアでは、アップルが前月から10ポイント近く下げ、59.2%と6割を切っている。2番手はレノボとNECが15%付近で競り合い、ASUSはファーウェイを上回り4番手に浮上した。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、「iPad Air Wi-Fi 64GB」がトップを維持。Android勢もレノボの「Lenovo Tab M10 HD(2nd Gen)」が3位、NECの「TE510/KA」が4位と健闘している。またASUSが久しぶりにトップテン入り。「Chromebook Detachable CM3」が9位にランクインしている。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。