OPPOがXiaomiを再逆転! 接戦続くSIMフリースマホ市場

 全国の主要家電量販店やECショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年8月のSIMフリースマートフォン(スマホ)の販売台数前年同月比は81.7%。ここ数カ月は好調だった昨年の反動減もあり、2ケタ減の低空飛行が続いている。


 メーカーシェアでは前月にXiaomiが市場参入以来、初めてとなる月間シェアNo.1を獲得したが、8月は競合が巻き返した。OPPOが19.0%でトップ、シャープが16.9%で2位につける。
 

 シリーズ別の販売台数ランキングのトップは、シャープの「AQUOS sense4 lite」が獲得。OPPOは「OPPO A73」が2位、Xiaomiは「Redmi Note 10 Pro」が6位にランクインしている。メーカー別では4番手ながらサムスンの「Galaxy A21」も3位と健闘している。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。