毎年毎年いわれていることではあるが、今年の夏も暑いといわれている。特に関東などの東日本と近畿は平年よりも気温がやや高くなる予報だという。そうなると気になるのが熱中症だ。暑さ対策には万全を期したいが、そのなかでもおすすめなのがこの記事で紹介するネッククーラーである。
熱中症対策には、全身を駆け巡っている血液を冷やすことが良いとされている。そして、首には大きくて太い血管が比較的皮膚に近いところにあるためため、血液を冷やすのにもってこいの場所だ。
ネッククーラーはこの首の血管を冷やすためのもの。水に浸して巻くだけのものから、半導体素子(ペルチェ素子)を使ってより積極的に冷やすものまでさまざまな製品が販売されている。この記事では後者の半導体素子を利用したものを紹介しよう。
本体は小型の専用バッテリーと、外付けのモバイルバッテリーの2WAYで使える。短時間の利用であれば専用バッテリーで手軽に、長時間の場合は外付けのモバイルバッテリーでと、用途に合わせた運用が可能だ。本体は防水・防じん仕様となっており、弱めの雨や汗でも問題ないところもうれしい。
スマートフォン用の専用アプリが用意されており、温度レベルの設定や、現在の温度状態の確認が可能となっている。また、本体に搭載されている複数のセンサーにより、本体内部や冷温部の温度、静止や歩行といった行動を感知し、自動的に適切な温度レベルになるAUTO MODEを搭載しているのも先進的な仕様だ。
太い血管を冷やして熱中症対策
熱中症対策には、全身を駆け巡っている血液を冷やすことが良いとされている。そして、首には大きくて太い血管が比較的皮膚に近いところにあるためため、血液を冷やすのにもってこいの場所だ。
ネッククーラーはこの首の血管を冷やすためのもの。水に浸して巻くだけのものから、半導体素子(ペルチェ素子)を使ってより積極的に冷やすものまでさまざまな製品が販売されている。この記事では後者の半導体素子を利用したものを紹介しよう。
おすすめネッククーラー5選
具体的なおすすめのネッククーラー5選を紹介したい。いずれも半導体素子を利用したものであり、水に浸すだけのものよりも容易に体を冷やせるだろう。サンコー ネッククーラー Evo
サンコーのネッククーラー Evoは2015年から販売されている同社のネッククーラーの5代目に当たるモデル。代を積み重ねているだけあって、ホールド力を向上してずれにくくなっていたり、ファンに髪の毛が巻き込まれないようにしたりと、さまざまな工夫が施されている。本体は小型の専用バッテリーと、外付けのモバイルバッテリーの2WAYで使える。短時間の利用であれば専用バッテリーで手軽に、長時間の場合は外付けのモバイルバッテリーでと、用途に合わせた運用が可能だ。本体は防水・防じん仕様となっており、弱めの雨や汗でも問題ないところもうれしい。
コイズミ ネッククーラー KCN-0512
コイズミ ネッククーラー KCN-0512は、伸縮式のアームを採用しているところが特徴。すきま調節のアタッチメントが付属しており、個々の首サイズに合わせて調整が可能となっている。電源はUSB給電式で、モバイルバッテリにより駆動する。複数のモバイルバッテリーを用意すれば、長時間の利用でも安心だ。冷やす強さは手元でHIGH/MID/LOWの3段階に切り替えられ、暑さや好みに合わせて利用することができる。ドウシシャ ハイブリッド式ネックファン Tempo
ドウシシャのハイブリッド式ネックファン Tempoは、冷やすだけでなく温めることもできるネッククーラーである。冷やすときは約20度に、温めるときは約38度になるプレートが内蔵されており、夏でも冬でも利用できる。さらに、弱、中、強の3段階に切り替えられるファンも内蔵されており、夏にはダブルで体を冷やしてくれる。折り曲げてコンパクトに収納できる仕様も、持ち運びには便利だ。モノルルド ウェアラブル クール&ホット AX-KXL6200
モノルルド ウェアラブル クール&ホット AX-KXL6200はファンを内蔵しないのが特徴。無音のまま使えるため、ファンの風切り音が気になるという人には便利なツールだ。名称が示すように、約20度のクールモードと約40度のホットモードを切り替えて使えるため、一年中活躍する。また、約15分で自動停止する設計でもあり、冷やしすぎ、温めすぎを防ぐ。Sony REON POCKET 2
ネッククーラーは一般的に首全体を巻くように装着されるため、ほかの人から丸見えとなってしまい、ビジネスの場では使いづらいといえる。SonyのREON POCKET 2は、専用ネックバンドや専用インナーウェアと組み合わせることで、外から見えにくい状態で使用できる。ファッションにこだわりがある人にもおすすめだ。スマートフォン用の専用アプリが用意されており、温度レベルの設定や、現在の温度状態の確認が可能となっている。また、本体に搭載されている複数のセンサーにより、本体内部や冷温部の温度、静止や歩行といった行動を感知し、自動的に適切な温度レベルになるAUTO MODEを搭載しているのも先進的な仕様だ。