投資に興味はあってもなんとなく怖いという理由で始められないという人もいるのではないだろうか。そんな人におすすめなのがStockPoint for CONNECT。Pontaポイントなどのポイントを使って本格的な投資体験ができるサービスだ。現金を使って投資するよりも少し気楽に、始めることができる。
提携ポイントはPontaポイントだけじゃない
StockPoint for CONNECTでは、提携先のポイントをStockPointに交換することで運用を行う。提携を行っているのは、Pontaポイント、永久不滅ポイント(セゾンカード)、ドットマネー(Ameba)。複数の提携先ポイントをまとめてStockPointに交換すれば、ある程度まとまった投資資金を用意できるかもしれない。
100銘柄以上の投資先が存在
投資先の選択肢が豊富なのもStockPoint for CONNECTの特徴だ。その銘柄は100以上。トヨタ自動車や任天堂などの誰でも知っている企業や、原油や純金価格に連動するETF、さらには話題の仮想通貨など、初心者はどこに投資するか迷うほどのラインナップとなっている。バランス重視からアクティブなものまで、どのような投資ポートフォリオを組むかはユーザー次第。本当の投資に近い体験ができる。
投資というと、難しくてわかりづらいイメージがあるかと思う。StockPoint for CONNECTでは、ポイント運用中の企業の成長をアプリでビジュアル的に確認したり、日本地図から自分の出身地の企業を選んだりと、ゲーム感覚で運用に親しめるよう工夫されている。投資の初心者にとってはとっつきやすく、投資の勉強にうってつけといえるだろう。ただ、そんな同サービスにも注意点がいくつかある。
現金への交換はできない
投資がうまくいった場合はStockPoint for CONNECTに多額の運用ポイントが貯まり、それを現金として手元に置きたいと考えるかもしれない。しかしながら、StockPoint for CONNECTの運用ポイントは現金に換えることができず、Pontaポイントへの交換か、1株分までポイントをためて株式に交換するしか、今のところ選択肢はない。
Pontaポイントに戻すときに手数料が必要
StockPoint for CONNECTは基本的には手数料が必要ないサービスなのだが、運用ポイントをPontaポイントに交換するときのみ1%の手数料が発生する。1%といっても、運用ポイントが貯まってくると小さくない金額になる可能性もある。実際の投資ではもっとさまざまなところで手数料が発生するため、投資の勉強と思って、Pontaポイントへの交換手数料も考慮して運用しよう。
株主優待や配当金は受け取れない
通常の株式投資における魅力の1つが株式優待や配当金だが、StockPoint for CONNECTではそれらを受け取ることはできない。代わりに、株主優待は抽選での商品プレゼント、配当はポイントでの提供という形でギフトを受け取ることはできる。株主優待や配当金を当てにするのであれば本格的な投資を行うことをおすすめしたい。
投資体験の第一歩に
StockPoint for CONNECTは、100を超える銘柄を取り扱うなど、ほかのポイント投資サービスに比べてより本物の投資に近いサービスであるといえる。また、1株以上になれば本物の株式に交換できる点も魅力的だ。このため、本格的な投資生活への一歩として使うのに適したサービスといえるかもしれない。Pontaポイントや永久不滅ポイントを持っている人は、持て余してしまう前に運用するのもアリだ。(ライター・ハウザー)