街中のさまざまなところで貯まるTポイントは、利用している人が多いポイントサービスの1つといえるだろう。そんなTポイントを投資に利用できることをご存じだろうか? 株や投資信託はもちろん、FXや仮想通貨、不動産投資にも利用できる。貯めたTポイントを運用して、投資の体験をしてみるのもアリだ。
Tポイントを使える投資先
Tポイントの投資への利用には、株、FX、投資信託、仮想通貨、不動産投資という選択肢がある。ただし、選択肢によって取り扱っている会社が異なる点に注意しよう。
株とFXのネオモバ
ネオモバではTポイントを株とFXの投資に利用できる。株式投資では、国内株を1株から買うことができたり、500円以下の銘柄があったりと、手軽に始められるのがメリットだ。サービスの利用料に応じてTポイントがもらえるのもうれしい。ネオモバアプリで取引できるため、場所と時間を問わず投資を行える。サービス利用料は220円/月(月額の約定代金合計額が50万円以下)だが、毎月期間固定Tポイント200ポイントが付与されている場合は実質20円になる。
FX投資では、1000通貨までスプレッド0で利用できるのが特徴だ。アプリには初心者に優しい表示モードが用意されており、FXを始めたばかりの人にはピッタリ。もちろん、FX経験者向けにプロモードも用意されているため、長く利用することができる。
投資信託のSBI証券
投資信託は証券会社大手のSBI証券で利用できる。インターネットコースなら手数料0円で投資体験できる上に、購入代金は100円からはじめられ、Tポイントを使った少額での投資体験にうってつけだ。SBI証券はみんなの株式2021年ねっと証券年間ランキング7年連続総合第1位となっており、安心して始められるだろう。
仮想通貨のbitFlyer
bitFlyerならTポイントを今話題の仮想通貨に投資できる。Tポイント100ポイントからビットコインに交換でき、500円以上のビットコイン決裁ならTポイントが貯まる。始め方も、無料アカウントを作成し、本人確認を行い、パートナーサービス画面でTポイント利用手続きをして、ポイントをビットコインに交換するだけとかんたん。誰でも手軽に仮想通貨投資体験を始めることができる。
不動産投資のCREAL
CREALではTポイントを不動産投資に利用できる。CREALの平均利回りは4.0%以上と、銀行での定期預金に比べて高い利回りとなっている。また、保育園や専門学校、地方創成を後押しするホテルといったESG不動産投資に力を入れているのも特徴だ。
5円から取引が可能
次に、Tポイント投資の特徴について見てみよう。投資というと多額の資金を用意しないと始められないという印象があるかと思う。Tポイント投資では、5円から取引が可能であり、少ないポイントから気軽に始められるようになっている(FXで米ドル/円取引、1ドル=110円の場合)。投資の勉強の目的でも、余ったポイントを有効活用するという目的でも、少ないポイントから始められるのはうれしいポイントだ。また、最小単位は1ポイントとなっているのも、余ったポイントを使い切るのにもってこいといえる。
投資の損益は日本円で
ポイントを投資に回せるサービスはほかにも存在するが、その多くは日本円ではなく投資したポイントでの運用となっている。これに対して、Tポイントの投資では、投資の損益が日本円で得られるのがメリットだ。Tポイントでの投資から実際のお金を使った投資への移行もスムーズに行えるだろう。
友達紹介プログラム実施中
さまざまなキャンペーンを実施しているのもTポイント投資の魅力。たとえば、ネオモバではお友達紹介プログラムとして、Tポイントが最大71000ポイントもらえるキャンペーンを実施している。SBI証券でもご紹介プログラムを開催中だ。ほかにも、口座開設と取引だけでポイントがもらえるキャンペーンなども実施されているため、申し込み前にぜひチェックしておきたい。
豊富な選択肢から自分にあった投資先を見つけよう
Tポイントの投資先は、非常に選択肢が多く、それぞれの人にあった投資先がきっと見つかることだろう。損益が日本円で得られるのもほかのポイント投資には見られない特徴で、投資の勉強から本格的な投資までスムーズに移行することが可能だ。まずは余っているTポイントを運用してみるところから始めてみるといいかもしれない。(ライター・ハウザー)