JTは8月3日の新型加熱式たばこ用デバイス「Ploom X(プルーム・エックス)」の発売に合わせて、Ploom Xの世界観を表現した体感型エキシビジョン「X_VISION inspired by Ploom X」を東京・渋谷区のVIVEL渋谷で開催する。期間は8月3日~11月14日。オープン前に施設を取材することができたので、見所を紹介しよう。
VIVEL渋谷は駅からアクセスしやすい渋谷センター街に位置している。かなり人通りが多い場所だが施設の中は静かで、まさに“都会のオアシス”という表現がしっくりとくる。入り口をくぐると出迎えてくれるのは、自然界のアルゴリズムからアートを生成する「ジェネラティブアート」の手法を採用した「Nature Breath」というアートだ。
Nature Breathは、一言でいえば“呼吸する壁”。揺れ動く壁に自然の息吹を感じられる映像が投影されており、心地よさや安らぎを感じることができる。ここではPloom Xのトライアルエリアも設けられており、スタッフの説明を聞きながら自分にあった、たばこスティックを吟味することができる。
自分の好みのたばこを選び、奥に進んでいくと、今度は「Primitive Sense」というアートが広がっている。こちらは3方向の壁面に大型映像を投影した没入体験型の作品で、Ploom Xを吸いながらじっくりと鑑賞することができる。
Ploom Xは専用アクセサリのフロントパネルによって7色のカラーを楽しむことができるのだが、Primitive Senseの映像はそれぞれのカラーをモチーフに生成される。アートを楽しむ前に好みや気分に合わせてカラーを選択。デバイスを台座から取り外すと、映像が再生される。
映像パターンを決めるのは本体のカラーだけではない。ここにさらに当日の外部環境データ(天気・気温・気圧・湿度・風速)や時間の移り変わりなどの条件が加わり、5040通りの変化を見せる。Ploom Xの1本あたりの使用可能時間は約5分。来場者はゆっくりとソファに座って一服しながら、自然の壮大さや緻密さを堪能することができる。
久しぶりのアップデートとなるPloomシリーズの最新デバイス「Ploom X」は、ユーザーの「もっと吸いごたえを感じたい」という要望を叶えるべく、開発されたという。「新発想の加熱技術『HEATFLOW(ヒートフロー)』を採用することで、従来にない吸いごたえを実現している」(河内ブランドマネージャー)。
使用時のパフ制限をなくしたことも特徴の一つ。繰り返しの吸引で質が落ちるのを防ぐためにHEATFLOWによる空気の流れだけでなく、たばこ葉のブレンドを見直した。5分の使用可能時間内であれば、最後まで奥深く香高い味わいを楽しむことができるという。
スタイリッシュな見た目もPloom Xの魅力だ。イタリア語でリボンを意味する“Nastro(ナストロ)”デザインを採用しており、ボタンや継ぎ目を一切排除している。喫煙可能時間やバッテリ残量などを本体表面のLEDラインで表示するシンプルな設計もクールだ。
今回のコラボアートについてフロウプラトウの千葉秀憲社長は「自然の壮大さから人間のプリミティブな部分を感じてほしい」と鑑賞のポイントを語る。「Primitive Sense」では喫煙時間の5分のなかで刻々と変化するが、これには喫煙者の感じるであろう気持ちの移り変わりも重ねているそうだ。
今年の夏はなかなか外出がしづらく、息苦しい思いをしている人は多いだろう。特に喫煙者は公衆の喫煙所が多く閉鎖されており、落ちついて一服できる場所を見つけられず困っているかもしれない。X_VISION inspired by Ploom Xは、そんな閉塞した気持ちを癒し、新しい喫煙体験をもたらしてくれるはずだ。(BCN・大蔵大輔)
自然を五感で感じる「フロウプラトウ」のアート
X_VISION inspired by Ploom Xは、国内外で活躍するアート集団「ライゾマティクス」から派生した「フロウプラトウ」と「Ploom X」のコラボ企画。Ploom Xには“自然の感性からインスピレーションを得た”というコンセプトがあり、今回の体感型エキシビジョンにはそのあたりのエッセンスが詰められている。VIVEL渋谷は駅からアクセスしやすい渋谷センター街に位置している。かなり人通りが多い場所だが施設の中は静かで、まさに“都会のオアシス”という表現がしっくりとくる。入り口をくぐると出迎えてくれるのは、自然界のアルゴリズムからアートを生成する「ジェネラティブアート」の手法を採用した「Nature Breath」というアートだ。
Nature Breathは、一言でいえば“呼吸する壁”。揺れ動く壁に自然の息吹を感じられる映像が投影されており、心地よさや安らぎを感じることができる。ここではPloom Xのトライアルエリアも設けられており、スタッフの説明を聞きながら自分にあった、たばこスティックを吟味することができる。
自分の好みのたばこを選び、奥に進んでいくと、今度は「Primitive Sense」というアートが広がっている。こちらは3方向の壁面に大型映像を投影した没入体験型の作品で、Ploom Xを吸いながらじっくりと鑑賞することができる。
Ploom Xは専用アクセサリのフロントパネルによって7色のカラーを楽しむことができるのだが、Primitive Senseの映像はそれぞれのカラーをモチーフに生成される。アートを楽しむ前に好みや気分に合わせてカラーを選択。デバイスを台座から取り外すと、映像が再生される。
映像パターンを決めるのは本体のカラーだけではない。ここにさらに当日の外部環境データ(天気・気温・気圧・湿度・風速)や時間の移り変わりなどの条件が加わり、5040通りの変化を見せる。Ploom Xの1本あたりの使用可能時間は約5分。来場者はゆっくりとソファに座って一服しながら、自然の壮大さや緻密さを堪能することができる。
大幅アップデートした「Ploom X」のポイントは?
アート展示エリアの上階にはショップエリアがあり、ラウンジスペースでじっくりとPloom Xを試すことができる。今回の取材ではこのエリアでPloom Xのプロダクト担当者であるJTのたばこ事業本部 マーケティンググループ 商品企画部の河内里恵ブランドマネージャーとフロウプラトウの千葉秀憲社長に話を聞くことができた。久しぶりのアップデートとなるPloomシリーズの最新デバイス「Ploom X」は、ユーザーの「もっと吸いごたえを感じたい」という要望を叶えるべく、開発されたという。「新発想の加熱技術『HEATFLOW(ヒートフロー)』を採用することで、従来にない吸いごたえを実現している」(河内ブランドマネージャー)。
使用時のパフ制限をなくしたことも特徴の一つ。繰り返しの吸引で質が落ちるのを防ぐためにHEATFLOWによる空気の流れだけでなく、たばこ葉のブレンドを見直した。5分の使用可能時間内であれば、最後まで奥深く香高い味わいを楽しむことができるという。
スタイリッシュな見た目もPloom Xの魅力だ。イタリア語でリボンを意味する“Nastro(ナストロ)”デザインを採用しており、ボタンや継ぎ目を一切排除している。喫煙可能時間やバッテリ残量などを本体表面のLEDラインで表示するシンプルな設計もクールだ。
今回のコラボアートについてフロウプラトウの千葉秀憲社長は「自然の壮大さから人間のプリミティブな部分を感じてほしい」と鑑賞のポイントを語る。「Primitive Sense」では喫煙時間の5分のなかで刻々と変化するが、これには喫煙者の感じるであろう気持ちの移り変わりも重ねているそうだ。
今年の夏はなかなか外出がしづらく、息苦しい思いをしている人は多いだろう。特に喫煙者は公衆の喫煙所が多く閉鎖されており、落ちついて一服できる場所を見つけられず困っているかもしれない。X_VISION inspired by Ploom Xは、そんな閉塞した気持ちを癒し、新しい喫煙体験をもたらしてくれるはずだ。(BCN・大蔵大輔)