【記者のひとこと】フードテックは身近にも
近年、食とテクノロジーを組み合わせる「フードテック」に注目が集まっています。食糧不足や食品ロス、食の安全など、食にまつわる諸課題を技術で解決しようとする試みが中心で、ニュースで目にしたり、耳にしたりする人も多いのではないでしょうか。
ウイングアーク1stは、伊藤忠商事や味香り戦略研究所と業務提携し、食の商品企画・開発領域におけるDX支援サービス「FOODATA(フーデータ)」の提供を開始しました。「味」「原材料」「栄養」といった「モノデータ」と、「消費者の認知・評価」「トレンド情報」などの「ヒトデータ」を集計し、分析・可視化することでマーケティングに生かすことができるそうです。
このニュースのように、フードテックと聞くと産業分野での利用が主流と感じるかもしれません。しかし、身の回りにもフードテックは数多く存在しています。例えば、スマートフォンと連動した調理家電や、アプリを使ったフードデリバリーサービスもフードテックと言えます。記者は、食物の香り成分から科学的に相性のいい食材の組み合わせを教えてくれるウェブサイトをよく利用しますが、これも一例でしょう。
最新の技術や知見は、ゆっくりかもしれませんが、確実に家庭へと普及していきます。ITの力で私たちの食卓がより豊かになっていくのが楽しみです。(藤岡 堯)
【記事はこちら】
ウイングアーク1st、伊藤忠商事や味香り戦略研究所と業務提携 「FOODATA」でDX支援
ウイングアーク1stは、伊藤忠商事や味香り戦略研究所と業務提携し、食の商品企画・開発領域におけるDX支援サービス「FOODATA(フーデータ)」の提供を開始しました。「味」「原材料」「栄養」といった「モノデータ」と、「消費者の認知・評価」「トレンド情報」などの「ヒトデータ」を集計し、分析・可視化することでマーケティングに生かすことができるそうです。
このニュースのように、フードテックと聞くと産業分野での利用が主流と感じるかもしれません。しかし、身の回りにもフードテックは数多く存在しています。例えば、スマートフォンと連動した調理家電や、アプリを使ったフードデリバリーサービスもフードテックと言えます。記者は、食物の香り成分から科学的に相性のいい食材の組み合わせを教えてくれるウェブサイトをよく利用しますが、これも一例でしょう。
最新の技術や知見は、ゆっくりかもしれませんが、確実に家庭へと普及していきます。ITの力で私たちの食卓がより豊かになっていくのが楽しみです。(藤岡 堯)
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ウイングアーク1st、伊藤忠商事や味香り戦略研究所と業務提携 「FOODATA」でDX支援