• ホーム
  • トレンド
  • 公的手続きの証明写真など4サイズに集約へ、撮影時期も6カ月以内に統一

公的手続きの証明写真など4サイズに集約へ、撮影時期も6カ月以内に統一

時事ネタ

2021/06/14 19:00

 河野太郎行政改革担当大臣は、2021年5月28日に更新した自身のブログ「ごまめの歯ぎしり」で、行政改革の一環として、各種身分証や資格試験の写真についてサイズの統一を図り、2022(令和4)年度までに完了する見込みと明かした。

 主な証明写真58種類を確認したところ、サイズについては14種類、撮影時期は6種類に分かれていると判明。現状は必要なサイズにあわせ、わざわざ写真を撮る手間やコストがかかっており、このムダを省くため、各府省に確認し、4サイズに集約することとした。

 具体的には、証明写真機で用意されている、運転免許証サイズ(2.4cm×3.0cm)、履歴書サイズ(3.0cm×4.0cm)、大型サイズ(4.0cm×6.0cm)、パスポート規格(3.5cm×4.5cmで顔中心の人物配置)の4サイズに集約する。

マイナンバーカード交付申請に必要な写真サイズは
パスポート規格・最近6カ月以内に撮影したもの。
マイナンバーカードには縮小して表示する

 また、撮影時期についても見直し、「3カ月以内、最近撮影したものなど」と規定していた10手続きに関し、「6カ月以内」に変更する。申請用紙に貼って提出するのではなく、オンラインでアップロードするなど、写真データのデジタル化も別途推進していくという。

 ごまめの歯ぎしりの6月2日更新分では「幼児の予防接種」、6月14日更新分では、「シャトルバスの規制改革」について説明している。
 
国が定めたデジタル社会形成における10原則(日本のデジタル社会形成の方針)