主婦の友社は、「暮らしニスタ」ユーザーである30～40代の既婚主婦152人に対して、どのように貯蓄や資産運用などを考えて実践しているのか、リアルな事情をリサーチした。コロナ禍で厳しい業界が多い中、今夏にボーナスがもらえるかどうかも今後の貯蓄に影響が出そうだ。


　リサーチで「どんなペースで貯金をしていますか？」と聞いたところ、「毎月欠かさず貯金している」との回答が57.8％。「定期的に」「ボーナスなど臨時収入があった際はかならず」とあわせると、約80％が意識的に貯金をしているという。
 
　「お宅の貯蓄額は現在、総額でおいくらですか？」と聞いたところ、最も多かったのが「100万～300万円未満」。次いで、「100万円未満」だった。1000万円以上は24.4％とのことだ。
 
　「目標の貯蓄額があれば教えてください。」との質問では、「目標額は特にない」が40.0％だった。次に多かったのが「100万～500万円未満」だったという。
 
　「ボーナス時も含め、1年間に貯金する額は手取り年収の何％くらいですか？」と聞いたところ、「20％未満」で70％以上を占めた。「40％以上」が最も少なく、2.2％とのこと。主婦の友社では、日常生活で無理のない範囲でコツコツためていこうという傾向と捉えている。

　資産運用については、興味があると答えたのが37.5％だった一方、実際に「資産運用している」との回答は34.8％という。なお、資産運用をしている人の約半数が「満足いく結果が出ている」と回答したとのことだ。