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コロナ禍で住みたい街として急上昇!? 大阪府南河内の住みやすさとは

時事ネタ

2021/06/06 16:30

 昨今、コロナ禍の影響を受けて会社員の在宅勤務率が上昇する中、田舎暮らしに憧れているケースも多いだろう。また今後、老後の暮らしとして自給自足に挑戦したいと考えている人もいるのではないか。しかし、会社員であれば必要とあれば会社に出社しなければならず、中心街に出てショッピングを楽しみたいこともあるといえよう。そこで、大阪府南河内地区について紹介したい。自然豊かで住みやすい魅力に迫っていきたい。

南河内は大阪の南東部に位置する。

 「大阪」と聞くと、「賑やか」とイメージする人がいるかもしれない。ところが、大阪府南河内は森林が多く自然豊かで空気がきれいで静かな街として知られている。「富田林市」「河内長野市」「松原市」「羽曳野市」「藤井寺市」「大阪狭山市」「太子町」「河南町」「千早赤阪村」の6市2町1村で成り立つ地域であり、府内の他地域と比べると農業の割合が高く自給自足の人も多く存在する。
 
各所で田畑が見られる

 自然が豊かにもかかわらず、特筆すべきは大阪中心街である難波や天王寺にも電車1本で行けるという点だ。大阪府南河内と大阪都心部を結ぶアクセスとして、主に南海高野線と近鉄長野線が存在。南海高野線は、大阪府南河内の最南部に位置する河内長野市から大阪狭山市などを経由して難波まで1本でつながっており、最短15分、最長30分で移動できる。対して、近鉄長野線は、河内長野市から富田林市や藤井寺市を経由し、最短10分、最長45分で天王寺(大阪阿部野橋)まで1本で移動できる。
 
南海高野線
 
近鉄長野線

 また、子育てする環境に適しているという点も大きい。大阪府南河内にはニュータウンが増加傾向にあり、また公立の幼稚園やこども園、小学校なども充実してきている。また、地域によって中学校にも給食制度が取り入れられ、近年は市町村も子育てしやすい環境を目指している。しかも、ゲームセンターやパチンコ屋、ホテルの建設禁止が条例として存在する地域もあり、府内でも有数の治安の良さを誇っていることが知られている。
 
日本最古のダム式ため池(人工池)である狭山池には春に一面桜が咲き誇る

 自然が豊かで空気がきれいな街として知られ、自給自足の生活も夢ではない大阪府南河内。大阪の中心街にも電車1本で移動できるアクセスの良さと、子育て世代の支援に力を入れていることから、コロナ禍で老若男女を問わず住みたい街として人気急上昇している。ぜひ、これから自然豊かな田舎暮らしを考えているのであれば、大阪府南河内を候補の一つにしてみてはいかがだろうか。(フリーライター・谷)