【記者のひとこと】コロナ禍の逆風をDXの順風に変える
野村総合研究所(NRI)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)投資が追い風になって、国内産業分野における事業セグメントの昨年度(2021年3月期)売上高が前年度比で100億円規模の増収となりました。
その内訳を見ると、DX投資を積極的に推し進める“先頭集団”がコロナ後の市場環境の変化にいち早く適応するため「DX投資を一段と増やしたことが挙げられる」と、NRIの此本臣吾会長兼社長は話しています。
今年度以降は、先頭集団を追う「“第二集団”のユーザー企業群がDX投資に向けて本格的に動き始めることが期待される」とし、コロナ禍における経済的な逆風を“DXの順風”に変えられると見ています。(安藤章司)
【関連記事はこちら】
富士通の2020年度決算 コロナで減収も過去最高益を達成
NEC 2025年度に売上高3兆5000億円 森田体制初の中期経営計画を発表 国内IT事業は個別最適から全体最適へ変革
大塚商会の21年12月期第1四半期、売上高は6.7%増の2393億5000万円に
週刊BCN 新型コロナ禍が加速させた市場の変化を解説 ITベンダー自身のDX体験が重要に
キヤノンMJ 複合機・プリンタ市場の逆風にどう立ち向かう ITソリューションを中核に収益構造を転換
富士フイルムBI 海外とITソリューションを軸に成長 売上高8200億円、営業利益率10%目指す
その内訳を見ると、DX投資を積極的に推し進める“先頭集団”がコロナ後の市場環境の変化にいち早く適応するため「DX投資を一段と増やしたことが挙げられる」と、NRIの此本臣吾会長兼社長は話しています。
今年度以降は、先頭集団を追う「“第二集団”のユーザー企業群がDX投資に向けて本格的に動き始めることが期待される」とし、コロナ禍における経済的な逆風を“DXの順風”に変えられると見ています。(安藤章司)
【関連記事はこちら】
富士通の2020年度決算 コロナで減収も過去最高益を達成
NEC 2025年度に売上高3兆5000億円 森田体制初の中期経営計画を発表 国内IT事業は個別最適から全体最適へ変革
大塚商会の21年12月期第1四半期、売上高は6.7%増の2393億5000万円に
週刊BCN 新型コロナ禍が加速させた市場の変化を解説 ITベンダー自身のDX体験が重要に
キヤノンMJ 複合機・プリンタ市場の逆風にどう立ち向かう ITソリューションを中核に収益構造を転換
富士フイルムBI 海外とITソリューションを軸に成長 売上高8200億円、営業利益率10%目指す