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今一度見直したいマスクをつける理由と「替えマスク」携帯のすすめ

オピニオン

2021/05/11 19:00

 大人向けマスクはファッションアイテムとなりつつある。一方、子ども向けマスクは現在、繰り返し洗濯可能な布マスクが定番となっており、記者の子どもが通う小学校の場合、マスクには指定の位置に記名が求められている。

クロスプラスが2021年4月に実施したマスクに関する
アンケート調査結果からは、「不織布マスク」、
続いて「布マスク」の利用率が高いと分かる

 小学校はもちろん、未就学児が通う認可保育園もマスクは必須だ。しかも、毎日の持ち物に、登校・登園時に身に着けていたマスクを汚したり落としたりする際に使用する「替えマスク」が加わり、休日の外出時は親子それぞれ1枚以上の「予備」の持ち歩きも必須だ。

 替えマスクとは記名入りの布製などのマスク(素材は問わない)、予備は無記名のマスクと定義すると、予備は比較的どこでも買えるが、替えマスクは布書き対応ペンとマスク本体(1枚300円など)を同時購入しなければならず、学校内・施設内でそれらが買えない以上、登校・登園時の「マスクつけ忘れ」「替えマスクの入れ忘れ」はあってはならない、最重要項目となっている。
 
マスクへの記名が便利になる、洗濯可の
「マスク用ラベル」も製品化されている

 昨年来のウレタンマスクのブームは去ったといわれている。感染症対策として、使い捨ての不織布マスクが最も効果が高いと断言する医療関係者のコメントも見かけた。何のために外出時にマスクをつけるのか、そのマスクは「何」を重視して選ぶべきか、改めて正確な情報の周知とマナー・ルールの見直しが必要だろう。替えマスクの持ち歩きは、汗をかきやすい初夏~夏は、子どもだけではなく、幅広い世代におすすめだ。(BCN・嵯峨野 芙美)