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駒場学園、“1年後に高校生社長”誕生を目指す「起業サポート授業」を採用

時事ネタ

2021/05/11 12:00

 TOKYO EDUCATION LABは、高校生が起業を学ぶキャリア授業の一環として「高校生の起業をサポートする探究授業」の提供を開始。同プログラムを駒場学園高等学校が採用し、5月10日から2022年3月28日まで授業を実施する。

「高校生の起業をサポートする探究授業」のプログラムを採用した
駒場学園高等学校

 高校生の起業をサポートする探究授業は、アクティブラーニングを取り入れ、実在する地域や社会の課題解決を通じて学び、実際に約1年後の22年3月に生徒が会社を設立し事業を展開していく本格的なプログラムだ。
 

 起業家精神などを学ぶ授業やチームビルディング、課題発見、起業経験者からのメンタリング、ニーズ調査、事業モデル策定を行い、最終授業となるピッチコンテストで審査員である投資家にプレゼンテーションする。選ばれたチームが出資を受けて会社を設立し、高校生社長が誕生する。1年を通じて起業について理解を深め、行動を起こしていく過程が生徒の独自体験の履歴となり貴重なポートフォリオとなるようサポートする。
 

 今回、駒場学園では、1~2年生から募集した45人の生徒を対象に月2回、合計18回の授業を行う。実施期間は5月10日から22年3月28日まで。

 TOKYO EDUCATION LABでは、今後も学校教育の一環として「起業を学ぶキャリア教育プログラム」の提供に積極的に取り組んでいく。そして、生徒と学校の絆をより深め、受講生にとって卒業後もキャリア形成の原体験となるようなプログラムを提供していく考え。