Xiaomiが2番手に急浮上! 絶好調のSIMフリースマホ最新動向

 全国の主要家電量販店やECショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年4月のSIMフリースマートフォン(スマホ)の販売台数前年同月比は178.0%。前年同月が緊急事態宣言の影響で不調だったことを考慮する必要はあるが、年初から好調を維持している。


 販売台数でトップシェアを獲得したのはOPPO。1月から4カ月連続での首位となった。販売台数前年同月比も307.2%と高い水準を記録している。4月に注目したいのは、Xiaomiが2番手に急浮上したことだ。1月は1.2%だったが、2月に5.0%、3月に9.5%、4月に14.8%と急速に支持を拡大している。
 

 シリーズ別の販売台数ランキングでは、OPPOの「OPPO Reno3 A」がトップを死守。同社はほかにも「OPPO A73」「OPPO A5 2020」などがトップテンにランクインしている。急成長するXiaomiは4月発売の「Redmi Note 10 Pro」が早くも2位に登場。2月発売の「Redmi 9T 4GB+64GB」も5位と堅調だ。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。