「PayPay」はソフトバンクグループやヤフーが運営するキャッシュレス決済サービスだ。たびたび実施する大型還元キャンペーンやテレビCMにより、名前を耳にしたことがある人は多いだろう。すでに登録ユーザー数は3800万人(2021年4月時点)、使える店舗は全国で316万カ所以上に及んでいるという。知名度やキャンペーンの頻度から、キャッシュレス決済を始めるならまずはPayPayから始めてみるのもいいかもしれない。
PayPayは魅力の多いサービスではあるが、デメリットも存在する。まずはメリットとデメリットを整理してみよう。
PayPayの魅力といえば、大型のポイント還元キャンペーンが頻繁に行われる点だろう。たとえば、抽選に当たれば支払った金額以上のポイントが戻ってくるペイペイジャンボや、地域・業態限定のキャンペーンなどが行われており、これらを利用することでかなりお得に利用することができる。店舗によっては対応するポイントサービスとPayPayボーナスの“ポイント2重取り”も可能だ。
対象店舗で決済するだけで恩恵を受けられるキャンペーンとは別に、ユーザーが自発的に取得できるクーポンも発行している。こちらも、クーポンを使えば10%還元や20%還元を受けることができるので、積極的に活用していきたい。
いずれの方法も慣れてしまえばかんたんだが、レジに並ぶ前にアプリの起動と残高の確認、必要であれば残高のチャージなどを済ませておくとスムーズに会計できる。
PayPayのメリット・デメリット
PayPayは魅力の多いサービスではあるが、デメリットも存在する。まずはメリットとデメリットを整理してみよう。
ポイント還元が受けられる
店舗においてPayPayで支払うと、「PayPayボーナス」という形で最大1.5%のポイント還元が得られる。付与上限は7500円相当/回かつ15000円相当/月だ。ただし、基本付与分は0.5%で、前月の決済回数が50回以上で+0.5%、利用金額10万円以上で+0.5%となる。また、Yahoo! Japanの対象サービスに対する支払いなら基本付与分が1.0%だ。キャンペーンが無ければ還元の無い現金で支払うよりもお得だ。さらに、キャンペーンの20%還元などが加わるともっとお得になる。PayPayの魅力といえば、大型のポイント還元キャンペーンが頻繁に行われる点だろう。たとえば、抽選に当たれば支払った金額以上のポイントが戻ってくるペイペイジャンボや、地域・業態限定のキャンペーンなどが行われており、これらを利用することでかなりお得に利用することができる。店舗によっては対応するポイントサービスとPayPayボーナスの“ポイント2重取り”も可能だ。
対象店舗で決済するだけで恩恵を受けられるキャンペーンとは別に、ユーザーが自発的に取得できるクーポンも発行している。こちらも、クーポンを使えば10%還元や20%還元を受けることができるので、積極的に活用していきたい。
利用できない店舗もある
どのキャッシュレス決済にも当てはまることだが、PayPayを利用できない店舗もあることは留意しておきたい。300万カ所以上で使えるとはいえ、日本中のすべての店舗で使えるわけではなく、すべての支払いをPayPayに集約することは難しい。また、公共交通機関でも運賃の支払いに使えないことから、集約することに重点を置くならSuicaなどの交通系ICカードのほうが有利といえるだろう。また、PayPayは日本国内を対象にしたサービスであり、海外で使用することができない。海外旅行や海外出張が多い方にとってはクレジットカードのほうが便利である。PayPayの使い方
ここではPayPayの登録方法と使い方について解説する。かんたんなのでぜひ挑戦してみてほしい。アプリからアカウントを登録
PayPayを使うには、まずはアプリをインストールし、アカウントを登録する必要がある。アプリはiPhoneでもAndroidでも入手可能だ。登録は、電話番号とパスワードを入力し、SMSなどに届く4桁の認証コードを入力するだけとシンプル。ほぼ迷うことなく利用開始することができる。支払い方法の設定
PayPayの支払い方法には3種類ある。PayPayが推奨しているのは銀行口座を登録して残高をチャージする方法だ。クレジットカードを登録する手もあるが、ヤフーカード以外だと各キャンペーンの特典を受けられないというデメリットがあるので注意したい。また、セブン銀行ATMから現金でチャージすることもできるので、銀行口座やクレジットカードを登録することに不安を覚える人でも安心して使用できる。なお、2021年4月現在、三菱UFJ銀行の口座は登録できない。QRコードを使って決済
PayPayでの支払いにはQRコードを使用する。その際の方法は二通りある。まず一つが、お店側がユーザーのQRコードを読み取る方法。アプリホーム画面の「支払う」を選択し、画面を店員に見せ、バーコードを読んでもらう。もう一つがお店のQRコードをユーザーが読み取る方法。アプリホーム画面の「スキャン」を選択し、店舗から提示されたQRコードを読み取る。そして、支払う金額を入力し店員に見せたら、「支払う」を選択する。いずれの方法も慣れてしまえばかんたんだが、レジに並ぶ前にアプリの起動と残高の確認、必要であれば残高のチャージなどを済ませておくとスムーズに会計できる。