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今こそ「補聴器体験」のチャンス! オーティコンの2週間無料キャンペーンは最初のきっかけにおすすめ

販売戦略

2021/04/20 17:30

 聞こえをサポートする補聴器は、ここ数年で大きな進化を遂げている。かつての大きくて使いづらいというイメージはもう古い。小型化が進んで使い勝手が向上し、先進のテクノロジーによって音の聞こえ方はより自然になり、生活を前向きにしてくれるデバイスとして洗練されてきている。

 とはいえ、実際に製品に触れたり説明を受けたりする機会はまだまだ少なく、身近な存在になっているとはいい難い。そんな補聴器について無料でカウンセリングを受けたり、試したりすることができるキャンペーンをオーティコン補聴器が実施しているので、紹介したい。
 
オーティコン補聴器は最新補聴器を2週間無料で試せるキャンペーンを実施している

 オーティコンは、以前から先進補聴器の2週間無料試聴キャンペーンを実施している。現在、行っているのは2月に発表したばかりの世界で初めて専用DNNを搭載する補聴器「オーティコン モア(モア)」の試聴だ(世界初は2020年11月末時点)。もちろん聞こえの状態は人によって異なるので、試聴する機種はしっかり選んでスタートする。

 同社のカスタマーリレーション部の高井瑠美氏は、「申し込まれる方は、買い替えを検討している方から補聴器自体をこれまで使ったことがない方までさまざま。中には、ご家族の方からご連絡いただくケースもある」と語る。
 
オーティコン補聴器が2月に発表した最新補聴器「オーティコン モア」
 
同社のカスタマーリレーション部の高井瑠美氏がキャンペーンの概要や
実際のユーザーの声を教えてくれた

 キャンペーンは、特設サイトでウェブフォームに必要事項を記入して申し込めるほか、電話でも受け付けている。登録後は、オーティコンの担当者が電話あるいはメールで補聴器に関する経験や疑問点の確認を行い、ニーズに合ったオーティコン補聴器取扱販売店を紹介してくれる。補聴器は、店舗で個人の聴力に合わせて調整する必要があるからだ。
 
ウェブフォームでは個人情報や訪問店舗の希望などを入力する

 「電話では本当に聞こえるようになるのか、金額はどの程度かかるのか、という質問を受けることが多い。また、補聴器はあくまで聴力を補うデバイスだが、使用したことがない方は健聴の頃の聞こえに戻せると期待されている方も少なくない。補聴器によって得られる効果は人によってさまざまなので、実際の試聴を通じて少しでも確かめてほしいと伝えている」(高井氏)。キャンペーンに参加するかは、こうした確認を行った後にじっくり決めることもできるので「気軽に気になることはなんでも聞いてほしい」とのことだ。
 
オーティコン補聴器のコンタクトセンター。
専門知識をもったオペレーターがさまざまな疑問に回答してくれる

 実際にキャンペーンに参加することになると、次はオーティコン補聴器取扱販売店を訪問することになる。ここでは、最初に専門家によるカウンセリングが行われる。

 高井氏は、「予約の段階で補聴器を装用してどのようなことをやってみたいか伝えてほしい。会話だけでなく、趣味や習い事など、どんなシチュエーションでよく聞こえるようにしたいか伝えてもらえると、できるだけその方の要望に応えられるように事前に調整を行うので、ぜひ遠慮せずにリクエストしてほしい」と勧める。

 店舗でのカウンセリングを経て、いよいよ補聴器をレンタルして試用していくことになる。補聴器の聞こえに慣れて効果を実感できるまでの期間には個人差があり、決して2週間という期間が十分というわけではない。高井氏によると個人差はあるものの、平均して3カ月程度はかかるという。この2週間で確認してほしいのは、「補聴器を装用するというライフスタイル」と「聞こえにくいと感じる場面での変化」だ。
 
高井氏は、「どんなことでも気軽に相談してほしい」と話す

 オーティコンは聞こえを脳から考える「ブレインヒアリング」を製品開発の根幹に置いている。脳が音を理解するプロセスにおいて、より自然な聞こえを届けることの大切さを追求しているのだ。現在試聴をお勧めしているのは冒頭にもお伝えした最新モデルの「オーティコン モア」だ。世界初となるDNNが搭載された補聴器は具体的にこれまでの聞こえに対するアプローチと何が違うのか、どう進化しているのかを実際にその方の聞こえで確かめて欲しい。と高井氏は言う。

 2週間の試聴が終わると補聴器は返却となるが、その場で購入するかを決めなければいけないということではない。「聞こえにくさを感じてから実際に補聴器の装用をスタートするまでには何年もかかる人も少なくない。実際に補聴器を暮らしに取り入れるかどうか判断するのはドクターでもなく店舗スタッフでもなく、装用者自身なのだ。補聴器を暮らしに取り入れるかどうか、納得がいくまで専門家とカウンセリングを繰り返し、時間をかけて決めることもできるので、不安な方はぜひ安心していただきたいと思う」(高井氏)。

 補聴器を利用するには、まず自分の聞こえと向き合う必要があるので、葛藤のある人も少なくない。したがって、どうしても購入に対して消極的になりがちだ。しかし、最新の研究では認知機能の低下などの大きな要因に難聴があげられており、長い間放置するのはリスクを増大させるということも分かってきている。今回のキャンペーンは、自分の聞こえと向き合うための最初のきっかけにちょうど良いかもしれない。(BCN・大蔵大輔)