日本コカ・コーラは、公式アプリ「Coke ON」を利用した自販機サブスクリプションサービス「Coke ON Pass」を4月12日に開始した。5月利用分までの「サービススタート記念 半額キャンペーン」期間中、月額1350円で、全国約34万台のCoke ON Pay対応自動販売機で、1日1本、日本コカ・コーラ製品と引き換えることができる。
Coke ON Passの月額料金は2700円。1カ月30日で換算すると1日(1本)当たり90円となり、自宅や勤務先の周辺、よく行く飲食店・スーパーの駐車場などにCoke ON Pay対応自販機があり、1本150円・180円といった高めの日本コカ・コーラ製品が好みなら十分に元を取れる。申込月は日割りとなるため、いつから開始してもいい。また、期間限定キャンペーンとして、翌月5日まで継続利用すると、Coke ONスタンプが二つもらえる。
飲食関連のお得なサービスといえば、レストランやホテルの夕食・朝食などの「食べ放題・ビュフェ」が定番だ。しかし、食が細いと元が取れず、食べ放題と通常メニューの両方を提供している飲食店では、「同伴者全員食べ放題オーダー」というルールがあるため、多数派に合わせてやむなく食べ放題を選んだ経験のある人も少なくないはずだ。
スマートフォンアプリを利用した自販機サブスクは、アカウントごとの契約であり、飲みたくない日は自宅に持ち帰ればいいので無駄はない。毎日確実に立ち寄れる場所にCoke ON Pay対応自販機があるなら、1ダースなどの単位でまとめ買いした飲料を自宅に保管するスペース、冷蔵庫で冷やすスペース込みで、キャンペーン1350円・通常料金2700円の月額料金は妥当な金額だ。支払方法はApple Pay(手動更新)またはクレジットカード(自動更新)なので、iPhoneユーザーは特に使いやすい。
Coke ON Passは「自販機サブスク」を公称しているが、ファミリーマートは、ほぼ同じコンセプトの「ファミマのボトルキープ」を3月30日に開始した。公式アプリ「ファミペイアプリ」の「回数券」機能を利用したサービスで、アカウントごとの契約ながら、1枚(1本)単位で友人・家族にプレゼントできるので、さらに使い勝手がいい。
サブスクとはサブスクリプションの略で、一般的に「月額課金制の使い放題サービス」とされる。しかし、自販機サブスクCoke ON Passが1日1本まで、小田急電鉄が始めた、沿線の対象店舗限定の飲食・花のサブスクリプションサービス「EMotパスポート」の飲食チケットが同日の利用に3時間おきの制約があり、厳密には利用し放題ではない。サブスクの定義はサービスごとに異なるので注意しよう。
ともあれ、サブスクと名のつく新サービスからは、企業の姿勢が見えてくる。今後も、さらに飲食関連のサブスクが増えそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)
Coke ON Passの月額料金は2700円。1カ月30日で換算すると1日(1本)当たり90円となり、自宅や勤務先の周辺、よく行く飲食店・スーパーの駐車場などにCoke ON Pay対応自販機があり、1本150円・180円といった高めの日本コカ・コーラ製品が好みなら十分に元を取れる。申込月は日割りとなるため、いつから開始してもいい。また、期間限定キャンペーンとして、翌月5日まで継続利用すると、Coke ONスタンプが二つもらえる。
飲食関連のお得なサービスといえば、レストランやホテルの夕食・朝食などの「食べ放題・ビュフェ」が定番だ。しかし、食が細いと元が取れず、食べ放題と通常メニューの両方を提供している飲食店では、「同伴者全員食べ放題オーダー」というルールがあるため、多数派に合わせてやむなく食べ放題を選んだ経験のある人も少なくないはずだ。
スマートフォンアプリを利用した自販機サブスクは、アカウントごとの契約であり、飲みたくない日は自宅に持ち帰ればいいので無駄はない。毎日確実に立ち寄れる場所にCoke ON Pay対応自販機があるなら、1ダースなどの単位でまとめ買いした飲料を自宅に保管するスペース、冷蔵庫で冷やすスペース込みで、キャンペーン1350円・通常料金2700円の月額料金は妥当な金額だ。支払方法はApple Pay(手動更新)またはクレジットカード(自動更新)なので、iPhoneユーザーは特に使いやすい。
Coke ON Passは「自販機サブスク」を公称しているが、ファミリーマートは、ほぼ同じコンセプトの「ファミマのボトルキープ」を3月30日に開始した。公式アプリ「ファミペイアプリ」の「回数券」機能を利用したサービスで、アカウントごとの契約ながら、1枚(1本)単位で友人・家族にプレゼントできるので、さらに使い勝手がいい。
サブスクとはサブスクリプションの略で、一般的に「月額課金制の使い放題サービス」とされる。しかし、自販機サブスクCoke ON Passが1日1本まで、小田急電鉄が始めた、沿線の対象店舗限定の飲食・花のサブスクリプションサービス「EMotパスポート」の飲食チケットが同日の利用に3時間おきの制約があり、厳密には利用し放題ではない。サブスクの定義はサービスごとに異なるので注意しよう。
ともあれ、サブスクと名のつく新サービスからは、企業の姿勢が見えてくる。今後も、さらに飲食関連のサブスクが増えそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)