サードウェーブは2021年4月1日、法人向けサービスブランド「ドスパラプラス」をスタートさせた。「ひとりIT部門」が多い中小企業を主なターゲットとして、IT機器やソフトウェアの選定、調達、運用保守まで、一貫したサービスを提供する。これまで同社の法人向けビジネスは、文教、研究機関の研究者、CGクリエーターなど、ハイエンドユーザーを中心としていたが、ドスパラプラスでは広く中小企業のニーズを拾い上げていく方針だ。
それに伴い、IT部門の業務負荷も増している。特に、中小企業の多くは、ひとりIT部門のケースも少なくない。IT担当者は、大変な思いをしているのが現状だろう。「こうした方々に寄り添えるサービスや製品の提供を目指して立ち上げたのが『ドスパラプラス』。『仲間プラス、安心プラス、ドスパラプラス。』をブランドステートメントとしている。孤独なIT担当者の気持ちに徹底して寄り添うという私たちの方針を、これに込めている」と高橋良介・上席執行役員は力説する。
ゲーミングPCのGALLERIA(ガレリア)や、クリエーター向けPCのraytrek(レイトレック)など、多くのPCを製造し、また、コンピューターショップ「ドスパラ」で知られるコンシューマー向け事業も有名なサードウェーブだが、法人向けビジネスも20年以上前から手掛けてきた。ここ数年で改革を進め、2019年には営業、製品企画、マーケティング、流通(チャネル)で別になっていた組織を法人営業統括事業本部に統合した。
新ブランドとしてドスパラプラスを立ち上げた目的は、ハイエンドPCを通じて確立してきたユーザーの強い支持を継承するとともに、中小企業のIT担当者が、「よりよい仕事、よりよい結果、よりよい評価」を得られる手伝いをしていくためだ。
「例えば、PCの調達一つを取っても、求められる性能は業務で異なり、必要なアプリケーションや周辺機器も異なる。ひとりIT部門の方々が、それぞれに最適な構成を検討し、製品を選定して調達するとなれば、非常に多くの時間が掛かってしまう。その点、私たちは、要望に応じた構成の製品を製造販売するBTOビジネスを長年手掛けており、多くのノウハウを持っている。気軽に相談できるITパートナーとして、IT部門の方々をサポートしていくことを目指したい」と高橋上席執行役員は語る。
これまで同社の法人向けビジネスは、文教、研究機関の研究者、CGクリエーターなど、ハイエンドユーザーを中心としていたが、ドスパラプラスでは広く中小企業のニーズを拾い上げていく方針。また、ユーザーが気軽に相談できるように、さまざまな手段での問い合わせに対応する。ウェブの問い合わせフォーム、電話、メール、FAXはもちろん、少し込み入った内容であれば、オンライン商談も用意している。夏をめどに、会員限定の相談窓口としてチャットにも対応する予定だ。
このほか、BIツールの「Tableau(タブロー)」やビッグデータ分析を支援する「WinFast」、AIによる映像の定量分析を可能にする「BriefCam(ブリーフカム)」など、ソリューション型ソフトのラインアップもそろえる。
サービスについては、製品販売、PCのレンタル、設定設置サービス、PCの買い取り、フルカスタマイズCTO、Win7 to 10更新代行サービス、オンサイト保証サービスを提供する。
高橋上席執行役員は、「レンタルサービスを活用することで、ハードとソフトを含めたシステム一式についても、サブスクリプションと同様に定額料金で利用することができる。初期投資を抑えて、予算計画なども立て易くなる」としている。
ドスパラプラスへの入会費・年会費は無料だ。会員になると、送料やオンサイト保守サービスの優遇、会員限定の情報提供、特別キャンペーン情報など、さまざまな特典がある。中でも、特徴的なサービスが主要製品についてトライアル貸し出しを行っていることだ。ソフトウェアの動作確認や使い心地など、製品の購入前に検討事項を確認することができる。また、購入前の技術相談には、サードウェーブの技術員が直接、対応しているので、技術的な懸念事項もあらかじめ解決した上で、安心して購入できるようにしている。
さまざまな機器、ソフトを組み合わせたシステムでトラブルが発生した際も、ユーザーの問い合わせ窓口はサードウェーブで一本化しているため、ユーザー側での問題の切り分けなどは不要で、迅速な対応が期待できる。「ドスパラプラスの立ち上げを機に、製品を販売して終わりというのではなく、お客様との継続的なビジネスが展開できるよう、カスタマーリレーションシップの構築に力を入れていく」と高橋上席執行役員は力を込める。
なお、サードウェーブでは、ドスパラプラスのスタートに合わせて、4月30日までの期間中にドスパラプラスに会員登録したユーザーに特別なプレゼントを用意しているので、ぜひ登録をおすすめしたい。
IT機器の選定/調達から導入・運用・保守・廃棄まで
企業の業務・経営戦略を支える不可欠な要素となっている、さまざまなIT機器。その選定、調達から導入、運用保守、さらに廃棄までを一手に引き受けているのがIT部門だ。最近では、DXの取り組みでもIT部門が中心となって推進することが求められるなど、役割の重要度がさらに高まっている。それに伴い、IT部門の業務負荷も増している。特に、中小企業の多くは、ひとりIT部門のケースも少なくない。IT担当者は、大変な思いをしているのが現状だろう。「こうした方々に寄り添えるサービスや製品の提供を目指して立ち上げたのが『ドスパラプラス』。『仲間プラス、安心プラス、ドスパラプラス。』をブランドステートメントとしている。孤独なIT担当者の気持ちに徹底して寄り添うという私たちの方針を、これに込めている」と高橋良介・上席執行役員は力説する。
ゲーミングPCのGALLERIA(ガレリア)や、クリエーター向けPCのraytrek(レイトレック)など、多くのPCを製造し、また、コンピューターショップ「ドスパラ」で知られるコンシューマー向け事業も有名なサードウェーブだが、法人向けビジネスも20年以上前から手掛けてきた。ここ数年で改革を進め、2019年には営業、製品企画、マーケティング、流通(チャネル)で別になっていた組織を法人営業統括事業本部に統合した。
新ブランドとしてドスパラプラスを立ち上げた目的は、ハイエンドPCを通じて確立してきたユーザーの強い支持を継承するとともに、中小企業のIT担当者が、「よりよい仕事、よりよい結果、よりよい評価」を得られる手伝いをしていくためだ。
「例えば、PCの調達一つを取っても、求められる性能は業務で異なり、必要なアプリケーションや周辺機器も異なる。ひとりIT部門の方々が、それぞれに最適な構成を検討し、製品を選定して調達するとなれば、非常に多くの時間が掛かってしまう。その点、私たちは、要望に応じた構成の製品を製造販売するBTOビジネスを長年手掛けており、多くのノウハウを持っている。気軽に相談できるITパートナーとして、IT部門の方々をサポートしていくことを目指したい」と高橋上席執行役員は語る。
これまで同社の法人向けビジネスは、文教、研究機関の研究者、CGクリエーターなど、ハイエンドユーザーを中心としていたが、ドスパラプラスでは広く中小企業のニーズを拾い上げていく方針。また、ユーザーが気軽に相談できるように、さまざまな手段での問い合わせに対応する。ウェブの問い合わせフォーム、電話、メール、FAXはもちろん、少し込み入った内容であれば、オンライン商談も用意している。夏をめどに、会員限定の相談窓口としてチャットにも対応する予定だ。
会員向けにさまざまな特典を用意。数年で現在の数倍の事業規模へ
ドスパラプラスで取り扱う製品は、法人向け製品「Thirdwave Pro(サードウェーブ プロ)」ブランドのPCからワークステーション、汎用・高性能サーバー、バッテリーレスタブレットまで、多彩な製品をラインアップする。また、ソフトウェア製品は、奉行クラウド、マイクロソフト365などのオフィス、業務系のソフトから、IT資産のライフサイクルを管理する「Tascal」、オフィスレイアウトができる「Offima(オフィマ)」などを、クラウドサービスとしてラインアップし、サブスクリプションで提供する。このほか、BIツールの「Tableau(タブロー)」やビッグデータ分析を支援する「WinFast」、AIによる映像の定量分析を可能にする「BriefCam(ブリーフカム)」など、ソリューション型ソフトのラインアップもそろえる。
サービスについては、製品販売、PCのレンタル、設定設置サービス、PCの買い取り、フルカスタマイズCTO、Win7 to 10更新代行サービス、オンサイト保証サービスを提供する。
高橋上席執行役員は、「レンタルサービスを活用することで、ハードとソフトを含めたシステム一式についても、サブスクリプションと同様に定額料金で利用することができる。初期投資を抑えて、予算計画なども立て易くなる」としている。
ドスパラプラスへの入会費・年会費は無料だ。会員になると、送料やオンサイト保守サービスの優遇、会員限定の情報提供、特別キャンペーン情報など、さまざまな特典がある。中でも、特徴的なサービスが主要製品についてトライアル貸し出しを行っていることだ。ソフトウェアの動作確認や使い心地など、製品の購入前に検討事項を確認することができる。また、購入前の技術相談には、サードウェーブの技術員が直接、対応しているので、技術的な懸念事項もあらかじめ解決した上で、安心して購入できるようにしている。
さまざまな機器、ソフトを組み合わせたシステムでトラブルが発生した際も、ユーザーの問い合わせ窓口はサードウェーブで一本化しているため、ユーザー側での問題の切り分けなどは不要で、迅速な対応が期待できる。「ドスパラプラスの立ち上げを機に、製品を販売して終わりというのではなく、お客様との継続的なビジネスが展開できるよう、カスタマーリレーションシップの構築に力を入れていく」と高橋上席執行役員は力を込める。
なお、サードウェーブでは、ドスパラプラスのスタートに合わせて、4月30日までの期間中にドスパラプラスに会員登録したユーザーに特別なプレゼントを用意しているので、ぜひ登録をおすすめしたい。