JR東日本とJR西日本は、今春からIC定期券(JR東日本はモバイルSuica定期券含む)利用者を対象に、平日の時差通勤でポイント還元するサービスを開始した。JR東日本の「オフピークポイントサービス」に対し、JR西日本は「ICOCAでジサポ」と、より分かりやすいネーミングだ。
地下鉄の東京メトロは、同様のポイント還元サービスは実施していないが、定期券利用者以外(PASMOチャージ残額での乗車)を対象とした、PASMO限定のポイントサービス「メトロポイントクラブ(メトポ)」を改定し、平日の時差通勤を推奨する「デイタイムポイント」を7月1日に新設する。
デイタイムポイントの付与対象時間帯(自動改札機の出場時間)は平日10時半~16時半。現行の「デイリーポイント」(時間帯問わず1日につき3ポイント付与)は6月30日をもって廃止するため、PASMOで平日朝夕のラッシュ時間帯しか乗車しない場合、今後は1カ月に東京メトロ線に10回乗車するごとに付与される「ボーナスポイント」しか獲得できなくなる。
3月15日にスタートしたJR東日本のオフピークポイントサービスは、エントリーの上、JRE POINTサイトに登録済みのSuica定期券で平日の対象時間帯に対象駅を入場・出場した場合にポイント還元する仕組み。早起き時間帯よりゆっくり時間帯の方が付与するポイント数が10ポイント多く、なるべく遅い時間帯に出社時刻をずらして欲しい意図がうかがえる。東京メトロが新設するデイタイムポイントに至っては、かなり遅めの時間帯の出社、あるいは早帰りに限定されている。
その東京メトロは、登録料月額2000円を事前に支払い、PASMOチャージ残高で対象月の土日祝日に東京メトロ線に乗車すると、翌々月に利用分を全額ポイント還元する新サービス「休日メトロ放題」を21年秋ごろに1カ月限定でトライアル実施すると予告している。
1カ月間、土日祝に限り、2000円で実質乗り放題になる休日メトロ放題は、定期券ではない新しい形の「電車のサブスク」。休日に東京メトロ線に乗って出かけることの多い人、一度東京メトロ線エリアを乗り倒してみたかった人は、カード型のPASMO、PASMO/Apple PayのPASMOをメトロポイントクラブに登録して新サービスの続報を待とう。(BCN・嵯峨野 芙美)
地下鉄の東京メトロは、同様のポイント還元サービスは実施していないが、定期券利用者以外(PASMOチャージ残額での乗車)を対象とした、PASMO限定のポイントサービス「メトロポイントクラブ(メトポ)」を改定し、平日の時差通勤を推奨する「デイタイムポイント」を7月1日に新設する。
デイタイムポイントの付与対象時間帯(自動改札機の出場時間)は平日10時半~16時半。現行の「デイリーポイント」(時間帯問わず1日につき3ポイント付与)は6月30日をもって廃止するため、PASMOで平日朝夕のラッシュ時間帯しか乗車しない場合、今後は1カ月に東京メトロ線に10回乗車するごとに付与される「ボーナスポイント」しか獲得できなくなる。
3月15日にスタートしたJR東日本のオフピークポイントサービスは、エントリーの上、JRE POINTサイトに登録済みのSuica定期券で平日の対象時間帯に対象駅を入場・出場した場合にポイント還元する仕組み。早起き時間帯よりゆっくり時間帯の方が付与するポイント数が10ポイント多く、なるべく遅い時間帯に出社時刻をずらして欲しい意図がうかがえる。東京メトロが新設するデイタイムポイントに至っては、かなり遅めの時間帯の出社、あるいは早帰りに限定されている。
その東京メトロは、登録料月額2000円を事前に支払い、PASMOチャージ残高で対象月の土日祝日に東京メトロ線に乗車すると、翌々月に利用分を全額ポイント還元する新サービス「休日メトロ放題」を21年秋ごろに1カ月限定でトライアル実施すると予告している。
1カ月間、土日祝に限り、2000円で実質乗り放題になる休日メトロ放題は、定期券ではない新しい形の「電車のサブスク」。休日に東京メトロ線に乗って出かけることの多い人、一度東京メトロ線エリアを乗り倒してみたかった人は、カード型のPASMO、PASMO/Apple PayのPASMOをメトロポイントクラブに登録して新サービスの続報を待とう。(BCN・嵯峨野 芙美)