エレコムは3月16日、創業者の葉田順治代表取締役社長が6月23日付で退任し、後任に柴田幸生常務取締役が代表取締役社長に就任する人事を発表した。葉田氏は、代表権のある会長に就任する。同日開催した取締役会で決定した。
社長交代の理由は、市場環境に対応し経営計画実現を主導する経営体制の強化と持続的な企業価値向上を図るため。6月23日付の定時株主総会で取締役選任後、同日の取締役会で決議する予定だ。
新社長の柴田氏は、1993年4月にエレコム入社。97年4月に取締役営業部長、2003年7月にELECOM KOREA CO.,LTD.代表理事(現任)、11年6月にエレコム常務取締役営業部長(現任)、11年7月にハギワラソリューションズ 取締役(現任)、13年11月にロジテックINAソリューションズ取締役(現任)、15年4月にエレコムサポート&サービス代表取締役(現任)、18年6月にDXアンテナ常務取締役(現任)。
会長に就任する葉田氏は、1986年に家電量販店向けOA家具メーカーとして大阪市都島区にエレコムを設立。当時取締役、92年に常務取締役、94年専務取締役を経て、同年11月に取締役社長に就任。PC周辺機器やネットワーク機器、スマートフォン周辺機器など、時代に合わせて事業を拡大し、近年はオーディオやヘルスケア機器も手がけた。
また、M&Aを積極的に推進し、子会社化したロジテックなど3社で代表取締役を兼務し、産業用組み込み機器事業などに注力してきた。
16年5月のエレコム創業30周年記念式典では、葉田氏は「デスクトップPCを収めるラックで創業し、これが売れて初年度の売上高は3億円。それから7億円、16億円、27億円と増えて100億円ぐらいになるだろうと考えていたところ、今度はノートPCが登場してPCラックが終了すると思った。そこで始めたのがマウスやキーボードだった」と、同社が常に市場環境に対応しながら成長してきたことについて語っていた。
エレコムはIT・デジタル家電の年間販売数量No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD 2021」で、10キーボード部門やヘッドホン・イヤホン(ワイヤード)部門など11部門でNo.1を獲得。マウス部門では21年連続で受賞しており、今後の活躍も期待される。
なお、4月1日付の役員人事異動では、梶浦幸二常務取締役が新たに専務取締役に、長代輝彦常務取締役が専務取締役に、田中昌樹取締役が常務取締役に就任する。
社長交代の理由は、市場環境に対応し経営計画実現を主導する経営体制の強化と持続的な企業価値向上を図るため。6月23日付の定時株主総会で取締役選任後、同日の取締役会で決議する予定だ。
新社長の柴田氏は、1993年4月にエレコム入社。97年4月に取締役営業部長、2003年7月にELECOM KOREA CO.,LTD.代表理事(現任)、11年6月にエレコム常務取締役営業部長(現任)、11年7月にハギワラソリューションズ 取締役(現任)、13年11月にロジテックINAソリューションズ取締役(現任)、15年4月にエレコムサポート&サービス代表取締役(現任)、18年6月にDXアンテナ常務取締役(現任)。
会長に就任する葉田氏は、1986年に家電量販店向けOA家具メーカーとして大阪市都島区にエレコムを設立。当時取締役、92年に常務取締役、94年専務取締役を経て、同年11月に取締役社長に就任。PC周辺機器やネットワーク機器、スマートフォン周辺機器など、時代に合わせて事業を拡大し、近年はオーディオやヘルスケア機器も手がけた。
また、M&Aを積極的に推進し、子会社化したロジテックなど3社で代表取締役を兼務し、産業用組み込み機器事業などに注力してきた。
16年5月のエレコム創業30周年記念式典では、葉田氏は「デスクトップPCを収めるラックで創業し、これが売れて初年度の売上高は3億円。それから7億円、16億円、27億円と増えて100億円ぐらいになるだろうと考えていたところ、今度はノートPCが登場してPCラックが終了すると思った。そこで始めたのがマウスやキーボードだった」と、同社が常に市場環境に対応しながら成長してきたことについて語っていた。
エレコムはIT・デジタル家電の年間販売数量No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD 2021」で、10キーボード部門やヘッドホン・イヤホン(ワイヤード)部門など11部門でNo.1を獲得。マウス部門では21年連続で受賞しており、今後の活躍も期待される。
なお、4月1日付の役員人事異動では、梶浦幸二常務取締役が新たに専務取締役に、長代輝彦常務取締役が専務取締役に、田中昌樹取締役が常務取締役に就任する。