ahamoやLINEMOより安いプランも! 格安SIMの“格安”をかけた価格競争
ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアはそれぞれ「ahamo(アハモ)」「povo(ポヴォ)」「LINEMO(ラインモ)」といった低料金プランを発表した。サービスの提供前から注目度は高く、3社による競争は激しくなりそうだ。一方、MVNOはこれまで「格安SIM」と呼ばれるほど“安さ”を強みとしていたが、追い詰められた状況だ。しかし、「データ接続料」の値下がりを見据え、新しく低廉なプランを打ち出したMVNOもある。キャリアの低料金プランにどのように対抗するのか。
一方、これまで安さを強みとしていたMVNO各社はさらなる値下げを進めている。たとえば、代表的なMVNOであるIIJmioの従来プランは、ファミリーシェアプランと呼ばれる月々の通信量が12GBで、月額3260円(音声通話付き)というもの。3大キャリアの新プランよりも通信量が少ないのに高い料金設定だった。これをデータ通信量20GBと音声通話付きで1880円まで下げた。このほかのサービスでも値下げを発表。以下、料金はすべて音声通話対応SIMで記載する。
格安SIMの大手キャリア対抗新プラン
大きく値下げされた大手キャリアの料金プラン
「ahamo」「povo」「LINEMO」の月額料金はいずれも高速通信量20GBと1回5分以内の電話かけ放題で2980円。キャリアメールが使えないとはいえ、従来よりもかなり安い価格設定だ。なかでもドコモ「ahamo」は2700円と、税込でも3000円を切ってきた。4月1日から始まる「総額表示」でも有利だ。一方、これまで安さを強みとしていたMVNO各社はさらなる値下げを進めている。たとえば、代表的なMVNOであるIIJmioの従来プランは、ファミリーシェアプランと呼ばれる月々の通信量が12GBで、月額3260円(音声通話付き)というもの。3大キャリアの新プランよりも通信量が少ないのに高い料金設定だった。これをデータ通信量20GBと音声通話付きで1880円まで下げた。このほかのサービスでも値下げを発表。以下、料金はすべて音声通話対応SIMで記載する。
格安SIMの大手キャリア対抗新プラン