3月1日からの超PayPay祭 ざっくりまとめ

 ソフトバンクグループとソフトバンク、ヤフーの3社が共同出資するPayPayのスマートフォン(スマホ)決済サービス「PayPay」は、メインの「最大1,000円相当 20%戻ってくるキャンペーン」をはじめとする大規模キャンペーン「超PayPay祭」を3月1~28日に実施する。

3月1~28日に実施する「超PayPay祭(ちょうペイペイまつり)」

 超PayPay祭の「加盟店(大手加盟店)キャンペーン」「加盟店(オンラインショップ)キャンペーン」は、対象店舗ごとにPayPayボーナスの付与率(還元率)・付与上限が異なり、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー(スマートログイン設定済み、またはY!mobileサービスの初期設定済みYahoo! JAPAN IDでPayPayアカウント連携したユーザー)、Yahoo!プレミアム会員、その他のPayPayユーザーの順に、20%・10%・5%などと還元率が下がっていく。「CokeONで超おトクキャンペーン」を除く、その他のPayPayユーザーの還元率は3~10%。
 
加盟店(大手加盟店)キャンペーンの一つ、
「超PayPay祭 タリーズで超おトクキャンペーン」の還元率

 つまり今回の超PayPay祭は、実店舗・オンラインショップ・請求書払いサービスでPayPayを利用すると、誰でも最大合計1000円相当もらえるが(一部の対象外店舗を除く)、加盟店(大手加盟店)キャンペーン・加盟店(オンラインショップ)キャンペーンの対象店舗では、「ソフトバンク・ワイモバイルユーザーが特にお得」と覚えておくと分かりやすい。なお、抽選で当たる「ペイペイジャンボ(オンライン)」「PayPayピックアップで当たる!ペイペイジャンボ」はそうした差はない。
 
3月にPayPayを新規登録したソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、メインの最大1,000円相当
20%戻ってくるキャンペーンの付与上限も、最大1000円から最大3000円相当にアップする

マイナポイントにPayPayを選ぶと別途5000円相当戻る

 マイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及を目的に総務省が実施する「マイナポイント」の還元対象期間は当初は2021年3月末までだったが、21年9月末までに延長が決定した。ただし、3月末までにマイナンバーカードの交付を申請した場合に限る。

 ソフトバンク・ワイモバイルユーザーでなくとも、手元にマイナンバーカードがあり、まだ申し込んでいなかったマイナポイントにPayPayを選び、超PayPay祭の各キャンペーンの対象店舗でPayPayを使うと、国から最大5000円相当の還元とPayPayからの還元を同時に獲得できるので(マイナポイントは対象のチャージ方法で合計2万円チャージするだけで即日付与)、実質的な還元率はアップする。超PayPay祭は、延長決定で注目度が増したマイナポイントにPayPayを選んでもらうための仕掛けともいえそうだ。
 
PayPayのマイナポイント特設ページ

 3月は、PayPay以外にも20%ポイント還元などの大規模キャンペーンが目白押し。予算到達による早期のキャンペーン終了や、対象店舗の追加も想定されるので、スマホ決済サービスのアプリの通知はオフにせず、最新情報をこまめにチェックしよう。(BCN・嵯峨野 芙美)