ドン・キホーテの社長がPB商品で“お詫び”、「ピープルブランド」に刷新
ドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は2月24日、PB商品の「情熱価格」を刷新する記者会見を開催。冒頭で吉田直樹代表取締役社長CEOは、「情熱価格がいま一つ面白みに欠ける普通のPBになってしまっていた件に関して、心よりお詫び申し上げたい」と詫びた。その上で、今後は消費者と一緒に商品をつくる「ピープルブランド」に変革していくことを宣言した。
具体的には「ダメ出しの殿堂」サイトを同日からオープンし、感じたことを気軽に投稿できるようにし、消費者との共創サイクルを実現するための中核プラットフォームにしていくという。
プラットフォームでは、お客からのダメ出しを真摯に受け止めて、ニュース性を基軸に商品を開発/改善していく。従来のドンキの社員だけで企画していたときの限界や壁を超えることで、「最驚(驚きのニュース)」に磨きをかけて、お客がワクワク・ドキドキするような「最驚体験」を提供していく。
「度を越えた情熱で商品を開発していく」という意思も示す。また、海外店舗での展開も視野に入れて、英字表記の「JONETZ」のロゴも入れた。
さらに、情熱価格の中でも特にお客におすすめしたいフラッグシップアイテムとして、新たなブランドラインである「ありえ値ぇ情熱価格」も展開する。「ありえ値ぇ!」の感嘆ワードをそのままロゴマークにして商品パッケージに示していく。
リニューアルした情熱価格は、既存の商品のダメ出しを受けながら改良し、3月ごろから順次、市場に投入されるというが、一部商品では、2月24日から発売したものもある。
例えば、ありえ値ぇ情熱価格のワイヤレスヘッドホン一体型ゴーグル。スマートフォン(スマホ)に映し出したVR映像を見るゴーグルに、スマホとブルートゥースでワイヤレス接続するヘッドホンを搭載することで、臨場感のあるVRの世界に没入することができる。
今後、続々とピープル・ブランドが投入される。消費者から集められた「ダメ出し」が、どれだけ商品に反映されたのか、店頭で確認してみるのも面白そうだ。
12年経って「ドンキらしさ」失う
吉田社長は、「情熱価格が安さを追求した結果、気づけばドンキらしからぬ、どこにでもありそうな商品ばかりを量産してしまった」と反省。商品の短所があれば正直に「ぶっちゃけ」ていくとして、消費者からの商品の「ダメ出し」を積極的に商品企画や開発に反映していく姿勢を示した。具体的には「ダメ出しの殿堂」サイトを同日からオープンし、感じたことを気軽に投稿できるようにし、消費者との共創サイクルを実現するための中核プラットフォームにしていくという。
プラットフォームでは、お客からのダメ出しを真摯に受け止めて、ニュース性を基軸に商品を開発/改善していく。従来のドンキの社員だけで企画していたときの限界や壁を超えることで、「最驚(驚きのニュース)」に磨きをかけて、お客がワクワク・ドキドキするような「最驚体験」を提供していく。
「ありえ値ぇ!」をフラッグシップアイテムに
情熱価格は、12年間で約3900アイテムを展開してきた。その間に蓄積されたノウハウはあるものの、一部の顧客にしか認識されていなかったのではないかとの反省もあり、今回、ロゴを刷新する。どこから見てもドン・キホーテの看板商品であることを示すため、大きな「ド」の字を全面に打ち出す。「度を越えた情熱で商品を開発していく」という意思も示す。また、海外店舗での展開も視野に入れて、英字表記の「JONETZ」のロゴも入れた。
さらに、情熱価格の中でも特にお客におすすめしたいフラッグシップアイテムとして、新たなブランドラインである「ありえ値ぇ情熱価格」も展開する。「ありえ値ぇ!」の感嘆ワードをそのままロゴマークにして商品パッケージに示していく。
リニューアルした情熱価格は、既存の商品のダメ出しを受けながら改良し、3月ごろから順次、市場に投入されるというが、一部商品では、2月24日から発売したものもある。
例えば、ありえ値ぇ情熱価格のワイヤレスヘッドホン一体型ゴーグル。スマートフォン(スマホ)に映し出したVR映像を見るゴーグルに、スマホとブルートゥースでワイヤレス接続するヘッドホンを搭載することで、臨場感のあるVRの世界に没入することができる。
今後、続々とピープル・ブランドが投入される。消費者から集められた「ダメ出し」が、どれだけ商品に反映されたのか、店頭で確認してみるのも面白そうだ。