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ソフトバンク、LTE周波数帯で5G提供開始 通信速度は4Gと同等

時事ネタ

2021/02/16 13:00

 ソフトバンクは、第五世代移動通信システム「5G」の3.7GHz帯と28GHz帯に加えて、現在LTE周波数帯として有効利用中の700MHz帯、1.7GHz帯、3.4GHz帯を利用した5Gサービスの提供を開始した。千葉県、東京都、愛知県の一部エリアで順次スタートする。

LTE周波数帯における5Gの提供を開始したソフトバンク

 今回、新たに提供する既存LTE周波数帯での5Gサービスは、5G対応機種のソフトウェアをアップデートすることで利用可能。まず「Xperia 5 II」のソフトウェアアップデートを2月15日から、「AQUOS sense5G」を2月18日から順次実施する。その他の機種についても、ソフトウェアアップデートを進めていく。

 同社は、5Gの早期全国展開を推進しており、20年度末に約1万局、21年度末に約5万局で人口カバー率が90%を超える見込み。25年度ごろには、約20万局に達する見込み。

 なお、既存のLTE周波数帯を利用した5Gの通信速度は、SoftBank 4GまたはSoftBank 4G LTEと同等になる。また、利用中のスマホの待ち受け時、画面上部に「5G」と表示されている場合でも、通信を行う際に表示が「4G」に切り替わり4G通信が使用される場合があるという。