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持ち帰り専用「モバイルオーダー」の実証実験、イオンリテールが開始

 イオンリテールは2月11日から4月29日までの約3カ月間、「イオンモール東久留米」内のレストラン・フードコート・食物販専門店を対象に、アプリから複数の専門店の商品を一括で注文・支払い・受け取りができる「モバイルオーダー テイクアウトサービス」の実証実験を行う。

利用方法・アプリ操作

 モバイルオーダー テイクアウトサービスは、注文した商品を最短30分で、車に乗ったまま受け取れる「ドライブピックアップ!」と店内の「テイクアウト受取カウンター」で受け取ることができるサービス。

 モバイルオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」を開いて注文・支払いをするだけで、できたての料理を最短30分で受け取ることが可能。和洋中のメニューや総菜、ファーストフード、デザートなど、テイクアウトでもフードコートのように家族それぞれが好きな店の食事を楽しむことができる。

 従来の1店舗ごとに注文・支払い、受け取るスタイルではなく、複数の専門店の商品を、まとめて一括で注文・支払いができ、専任のポーターが各店から商品をピックアップして、受け渡し場所まで運ぶ。また、来店だけでない、顧客との新たなタッチポイント作りにより、専門店の営業をサポートする。

 感染症拡大によって、店内での飲食機会が減る一方、テイクアウトやデリバリーを利用する人が増えている。こうした中、同社はPutmenuとイオンネットスーパーのサービス設備を活用した新たなプラットフォームを提供することで、販売チャネル拡大による飲食専門店の支援と、複数の専門店の商品が一括で購入できるショッピングセンターならではの便利で楽しい買物体験を提案する。

 実証実験を踏まえ今後、首都圏のショッピングセンターを中心に展開し、22年2月までに順次、その他のエリアへの拡大を目指す。