• ホーム
  • トレンド
  • 永遠に消しやすい魔法の消しゴム? らせんが生み出す「ヴィス」を徹底検証

永遠に消しやすい魔法の消しゴム? らせんが生み出す「ヴィス」を徹底検証

時事ネタ

2021/02/07 18:00

【思わず使いたくなる文房具あれこれ・48】 大きさ、硬さ、形がさまざまな消しゴム。使っていくうちに、すり減って丸くなってしまうのが少し悩ましい。しかし、不易糊工業の「ヴィス」は、尖った角がずっと続くのだ。魔法のような消し心地の謎に迫っていこう。

スタイリッシュな形状が目を引く消しゴム

 不易糊工業とデザインブランド“METAPHYS”との共同開発で生まれた同商品。らせんの形状をしたスタイリッシュなビジュアルで、過去にグッドデザイン賞を受賞している。使うときには、この不思議な形をどう生かしていけるのだろうか。

 大きさは、15(直径)×60mm(高さ)ほど。ホワイト、ブラック、オレンジの3種類から、今回はブラックをチョイスした。ネジのような形をしており、回しながら使うと常に尖った角で消すことができる。また、面を使えば、通常の消しゴムと同じように広い範囲を消せるから驚きだ。
 
過去にグッドデザイン賞を受賞
 
コンパクトなので持ちやすい

 実際に使ってみたところ、思った以上の使いやすさを実感。細い文字や記号を消す際に困っていたものの、ずっと角が続くため細かく綺麗に消せた。これなら大切な書類の文字を消す際も、余計な部分を消してしまう心配がないはず。まさに、らせんの形状を巧みに活用した使用方法といえよう。
 
エッジを使って心地よく消せる先端部分

 ただし、あまり濃い筆圧だと消しにくいのが難点。価格が300円(税別)なので機能性は妥当であるが、太い文字や線に対して少し使いづらいようだ。
 
ストレスなく小さい文字を消せる!

 すでに、愛用中のユーザーも多いようで、「角を使い続けられる消しゴムを探していたので嬉しい!」「スマートな見た目で機能性も申し分ナシ」と絶賛の声があがっている。持ち運びにも適した同商品。ペンケースに忍ばせておいて、営業先で話のネタにするのもいいかもしれない。(フリーライター・藤崎恭弥)

※記事中の価格、情報はライター購入時のAmazon実売価格・情報です。

■Profile
藤崎恭弥

30代男性。妻と息子の3人家族。仕事はウェブの広告系で、会社で副業が解禁されたことでフリーライターの道に。昔から無類の文房具好きで、有名メーカーの新作や無名メーカーの謎商品を都度購入して試している