携帯電話大手キャリアが春に向けて発表した新料金プランが話題になっている。各社の5G通信が利用できる通信プランの割安感を増したことから、この機に5G対応スマホへの乗り換えを検討している方も多いと思う。今回はアップルのiPhoneとして初の5G対応を実現したiPhone 12シリーズ全4機種を揃えて特徴を比較してみた。
片手操作も快適にできるコンパクトな5.4インチのiPhone 12 miniは、4.7インチのiPhone 8と比べて本体サイズは小さく、ディスプレイは大きくなって表示領域が拡がった。Webブラウザやマップを開いて見比べてみると情報量が明らかに増えている。
サイズ的にもバランスの良い6.1インチのモデルにはiPhone 12とiPhone 12 Proがある。iPhone 12シリーズに共通する最新の「A14 Bionic」チップが実現する機能を惜しみなくフルに盛り込んだiPhone 12の性能と快適さは申しぶんなく、アップルストアでは最も安価なストレージサイズ64GBのモデルが10万円以下で買えることを考えれば、抜群にコスパがよい5Gスマホのひとつだと言える。
上位モデルのiPhone 12 Proはトリプルレンズカメラや光による高精度な測距を実現するLiDARスキャナにより、写真に動画の撮影、ARコンテンツを快適に楽しめる。
iPhone 12 Pro Maxはさらにその上を行く高機能カメラを搭載する。「センサーシフト光学式手ぶれ補正」の採用により動画撮影がとても安定している。筆者は本機を買ったユーザーだが、6.7インチの大きな画面がYouTubeのライブストリーミング発表会やビデオカンファレンスの視聴にも使えるのでとても重宝している。
カラーバリエーションは鮮やかで力強い5色を揃えるiPhone 12/iPhone 12 miniに対して、iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Maxには落ち着いたシックな4色のラインナップがある。
アップルのサイトに公開されている「iPhoneのモデルを比較する」というタイトルのページ(https://www.apple.com/jp/iphone/compare/)を訪れると、新しいiPhoneに限らず、iPhone 6や第1世代のiPhone SEから性能・機能を並べて比較検討ができる。
画像は原寸大ではないものの、サイズの比率は正確に再現されている。コロナ禍の中でiPhone 12シリーズを取り揃える店舗に足を運びづらいが、例えば現在使っているiPhone 8とiPhone 12 miniの大きさの違いにもおおよその見当が付けられる便利なサービスだ。
筆者はiPhone 11 Proから初めて搭載された超広角カメラを使ってその魅力に開眼した。日常のありふれた風景を撮影してみると、躍動感あふれるアーティスティックな写真が簡単に撮ることができるからだ。レンズによる歪みはソフトウェアにより補正されるので、仕事の記録用写真や集合写真もなかなかに使える出来映えになる。
A14 Bionicチップの優れた処理性能を活かして、暗い場所も明るく色鮮やかな写真に残せる「ナイトモード」や逆光環境下での風景・ポートレート撮影に効果を発揮する「スマートHDR 3」に代表されるiPhoneのコンピュテーショナルフォトグラフィ体験は、iPhone 12シリーズでまた飛躍的に進化した。店頭展示機で試し撮りしてみれば実力がよくわかると思う。
iPhone 12 Proシリーズの2機種は純正カメラアプリにより、デジタルカメラのイメージセンサーが捉えた画像信号を未加工の生データに近い情報として記録するRAW画像撮影にも対応する。Apple ProRAWと名付けられた独自技術では、パワフルなA14 Bionicチップにより実現するナイトモードやスマート HDR3の処理を加えた、色合いや明暗コントラストの豊富な情報を持つRAW画像データが記録できる。撮影したRAW画像データをiPhone上で簡単に加工編集を加えてJPEG画像データとして書き出せるので、一段と“映える”SNS写真の撮影も思いのままだ。
四つのiPhone 12シリーズ それぞれの違い
筆者の周囲にもすでにiPhone 12シリーズに乗り換えた知人・友人が大勢いるが、やはり2~3年ほど使い込んだiPhone XやiPhone 8シリーズ、iPhone XSシリーズから機種変更する方が多いように見える。iPhone 12シリーズの目玉はなんと言っても5G対応になったことだ。シリーズ全体で見ればユーザーが好みに合わせて選べるサイズのバリエーションが豊富に揃ったことも特筆できる。片手操作も快適にできるコンパクトな5.4インチのiPhone 12 miniは、4.7インチのiPhone 8と比べて本体サイズは小さく、ディスプレイは大きくなって表示領域が拡がった。Webブラウザやマップを開いて見比べてみると情報量が明らかに増えている。
サイズ的にもバランスの良い6.1インチのモデルにはiPhone 12とiPhone 12 Proがある。iPhone 12シリーズに共通する最新の「A14 Bionic」チップが実現する機能を惜しみなくフルに盛り込んだiPhone 12の性能と快適さは申しぶんなく、アップルストアでは最も安価なストレージサイズ64GBのモデルが10万円以下で買えることを考えれば、抜群にコスパがよい5Gスマホのひとつだと言える。
上位モデルのiPhone 12 Proはトリプルレンズカメラや光による高精度な測距を実現するLiDARスキャナにより、写真に動画の撮影、ARコンテンツを快適に楽しめる。
iPhone 12 Pro Maxはさらにその上を行く高機能カメラを搭載する。「センサーシフト光学式手ぶれ補正」の採用により動画撮影がとても安定している。筆者は本機を買ったユーザーだが、6.7インチの大きな画面がYouTubeのライブストリーミング発表会やビデオカンファレンスの視聴にも使えるのでとても重宝している。
カラーバリエーションは鮮やかで力強い5色を揃えるiPhone 12/iPhone 12 miniに対して、iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Maxには落ち着いたシックな4色のラインナップがある。
アップルのサイトに公開されている「iPhoneのモデルを比較する」というタイトルのページ(https://www.apple.com/jp/iphone/compare/)を訪れると、新しいiPhoneに限らず、iPhone 6や第1世代のiPhone SEから性能・機能を並べて比較検討ができる。
画像は原寸大ではないものの、サイズの比率は正確に再現されている。コロナ禍の中でiPhone 12シリーズを取り揃える店舗に足を運びづらいが、例えば現在使っているiPhone 8とiPhone 12 miniの大きさの違いにもおおよその見当が付けられる便利なサービスだ。
進化したカメラ機能 ProシリーズはRAW画像記録に対応
iPhone 12シリーズの4機種は共通して超広角カメラを搭載する。iPhone 12/iPhone 12 miniは超広角と広角のダブルカメラ、iPhone 12 Proシリーズの2機種は望遠を加えたトリプルカメラという仕様だ。筆者はiPhone 11 Proから初めて搭載された超広角カメラを使ってその魅力に開眼した。日常のありふれた風景を撮影してみると、躍動感あふれるアーティスティックな写真が簡単に撮ることができるからだ。レンズによる歪みはソフトウェアにより補正されるので、仕事の記録用写真や集合写真もなかなかに使える出来映えになる。
A14 Bionicチップの優れた処理性能を活かして、暗い場所も明るく色鮮やかな写真に残せる「ナイトモード」や逆光環境下での風景・ポートレート撮影に効果を発揮する「スマートHDR 3」に代表されるiPhoneのコンピュテーショナルフォトグラフィ体験は、iPhone 12シリーズでまた飛躍的に進化した。店頭展示機で試し撮りしてみれば実力がよくわかると思う。
iPhone 12 Proシリーズの2機種は純正カメラアプリにより、デジタルカメラのイメージセンサーが捉えた画像信号を未加工の生データに近い情報として記録するRAW画像撮影にも対応する。Apple ProRAWと名付けられた独自技術では、パワフルなA14 Bionicチップにより実現するナイトモードやスマート HDR3の処理を加えた、色合いや明暗コントラストの豊富な情報を持つRAW画像データが記録できる。撮影したRAW画像データをiPhone上で簡単に加工編集を加えてJPEG画像データとして書き出せるので、一段と“映える”SNS写真の撮影も思いのままだ。
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