ユニクロは機能性に優れた商品を多く取り揃えており、幅広い年代の人に人気だ。今回は「ユニクロのテクノロジーを活用した冬の商品」というテーマで、新しく発売されたヒートテック商品や環境問題を意識した商品、画期的な製造方法を駆使した商品など、注目アイテムを取り上げる。
ユニクロは1984年の創業以来、全世代をターゲットにした商品展開と独自に編み出したテクノロジーにより、老若男女問わず多くの人から人気を集めている。
今回はユニクロの数ある商品の中から「テクノロジーが詰まった冬の商品」というテーマで、独自技術を詰め込んだ三つのファッションアイテムを厳選する。
最近はデザイナーとコラボしてデザイン性が高い商品をつくっているが、元々ユニクロにはテクノロジーを駆使した機能性の高い商品があり、一度使うと手放せなくなるアイテムも少なくない。
そのヒートテックだが、身体を温める仕組みはご存知だろうか。ヒートテックは、吸湿発熱という仕組みを利用している。吸湿発熱とは、身体から放出した水分が衣類の繊維にくっつき、擦れて生まれた摩擦熱で温める仕組みのこと。
ユニクロと総合繊維メーカーの東レが素材や編み方などで共同開発を重ねて追及した結果、水分だけを外に逃がし、より保温性が高められる独自素材「ヒートテック」が誕生した。
なんといっても特徴的なのは、デザイン性を損なわずに機能性を高めることで、ヒートテックの機能を一着だけで着こなしても発揮できるようにしたことだろう。Tシャツの外側はコットン100%、内側にヒートテック機能を持つ糸を使っている。
従来のヒートテック商品は、インナーとして着ることを想定されていたため、生地が薄く一枚では着られなかった。そかし、最近のUniqlo U・ヒートテックなどは、コットンとヒートテックの良いところを合わせることで、発熱性と保温性を保ちながら、私服としても着られるようになっている。実際に購入して着用してみたが、着てから数分で身体の表面がポカポカと温まってくるのを感じた。
シンプルなデザインなので、インナーでもそのままでも着られる。伸縮性があるので、身体に程よくフィットするところも気に入っている点だ。
なお、ヒートテックコットンクルーネックT(長袖)のサイズ・色は男女で異なり、一部オンラインショップでの取り扱いとなる。MENSのサイズはXS~4XLで、カラーは6色、WOMENSのサイズはXS~3XLで、カラーは5色となっている。
インナーとして着るのであれば通常のサイズ、外着として着る場合は一つ上のサイズをお勧めする。ユニクロでお好みのサイズや色を探してみるのも楽しい。
最近ファッション業界では、製造や廃棄の時に発生する二酸化炭素を減らすため、素材を再利用する「サスティナブル・ファッション」という考えが広まっている。ユニクロでは2020年に「RE.UNIQLO」というプロジェクトを立ち上げ、全商品をリサイクル・リユースする取り組みをスタートさせた。
各店舗にリサイクルボックスを置き、衣服の回収をしているのを見かけるだろう。回収されたダウンジャケットは専用の工場に運ばれ、さらにダウン生地とフェザーに分類。その後、独自技術で素材を再生し、新しいダウン商品として出荷される。
このリサイクルダウンジャケットは100%再利用されたダウンとフェザーを使用していて、環境に優しい商品になっている。腰ポケットに加えて胸元にポケットがあるのも、機能的で使いやすい。リサイクルダウンジャケットは男女兼用で、サイズはXS~XXL、4色で展開している。
ユニクロのダウンジャケットは元々品質がよく、軽くて保温性が高いので、定番商品として根強い人気がある。今年、ダウンの購入を考えている人は、環境に優しいリサイクルダウンジャケットを選んでみてはいかがだろうか。
この技術でできた3Dニットは、縫い目がなく立体的になるため、着た時のシルエットが綺麗に見えるのが魅力的。数々の体型のデータを集め、仕上がりを微調整しながらデザイン性も重視してできた3Dニット商品は、多くの女性から人気を集めている。
伸縮性があり動きやすいので、家でも外でも快適に着られる。また、ワンピース1枚でも可愛いが、レギンスやスキニーを合わせるとコーディネートの幅が広がる。3DラムブレンドワンピースはWOMENのみの販売で、サイズはXS~XXL、4色の展開となる。
レギュラー丈のほか、オンラインショップではショート・ロング丈も展開しているので、好みに合わせて選べるのもうれしい。
ヒートテックモウフは17年にオンライン限定商品として登場した。「暖かい・軽い・洗える」というキャッチコピーで話題を呼び、20年10月からはユニクロ全店舗での取り扱いを開始。今ではすぐに品薄になる程の人気商品となっている。
ヒートテックモウフのサイズは、シングル・ダブルの二種類あり、シングルが200×140cm・重量約1.2kg、ダブルが200×180cm・重量約1.5kgとなっている。
実際にヒートテックモウフを購入したが、肌触りがなめらかで、一度毛布に包まれると抜け出せないくらい暖かい。また、軽いので簡単に寝返りがうてるところと、布団の中の暖かい空気が逃げないところが気に入っている。
購入する前は暑くて蒸れるのではないかと心配したが、ヒートテック素材の吸湿性からか、全く蒸れることなく快適に熟睡できた。
洗濯機で洗える素材のため、メンテナンスも簡単で清潔に保てる。アウトドアなどの持ち運びにも気兼ねなく使えて便利だ。
さらに今年はディズニーやフィンレイソンとのコラボデザインが発売され、ますますラインナップが増えている。昨年は入荷するたびに売り切れた話題の商品とあって、ぜひあなたも一度試してみてはいかがだろうか。
店舗に置いている商品以外にも、オンラインショップ限定の商品も数多くあるので、ぜひ店舗で実際に触ったりネットで調べたりして、自分好みの商品を探してみるといいだろう。(GEAR)
冬にフル活用したいユニクロのテクノロジーアイテム3選
厳しい寒さの毎日が続き、寒さが身にこたえる季節になったが、この時期に手に入れたくなるのが、暖かい衣類や商品。特にユニクロは、ヒートテックやダウンなど冬に欠かせない商品を多く販売しているので、皆さんも一度は着用されたことがあるだろう。ユニクロは1984年の創業以来、全世代をターゲットにした商品展開と独自に編み出したテクノロジーにより、老若男女問わず多くの人から人気を集めている。
今回はユニクロの数ある商品の中から「テクノロジーが詰まった冬の商品」というテーマで、独自技術を詰め込んだ三つのファッションアイテムを厳選する。
最近はデザイナーとコラボしてデザイン性が高い商品をつくっているが、元々ユニクロにはテクノロジーを駆使した機能性の高い商品があり、一度使うと手放せなくなるアイテムも少なくない。
進化した暖かさ「ヒートテックコットンクルーネックT(長袖)」
最初に紹介するのは、クリストフ・ルメール率いるデザイナーチームが手掛けた「Uniqlo U」から発売された「ヒートテックコットンクルーネックT(長袖)」。ヒートテックは2003年の発売以来10億枚以上販売され、冬には欠かせないアイテムとして幅広い年代に愛されているユニクロの看板商品といえる。そのヒートテックだが、身体を温める仕組みはご存知だろうか。ヒートテックは、吸湿発熱という仕組みを利用している。吸湿発熱とは、身体から放出した水分が衣類の繊維にくっつき、擦れて生まれた摩擦熱で温める仕組みのこと。
ユニクロと総合繊維メーカーの東レが素材や編み方などで共同開発を重ねて追及した結果、水分だけを外に逃がし、より保温性が高められる独自素材「ヒートテック」が誕生した。
なんといっても特徴的なのは、デザイン性を損なわずに機能性を高めることで、ヒートテックの機能を一着だけで着こなしても発揮できるようにしたことだろう。Tシャツの外側はコットン100%、内側にヒートテック機能を持つ糸を使っている。
従来のヒートテック商品は、インナーとして着ることを想定されていたため、生地が薄く一枚では着られなかった。そかし、最近のUniqlo U・ヒートテックなどは、コットンとヒートテックの良いところを合わせることで、発熱性と保温性を保ちながら、私服としても着られるようになっている。実際に購入して着用してみたが、着てから数分で身体の表面がポカポカと温まってくるのを感じた。
シンプルなデザインなので、インナーでもそのままでも着られる。伸縮性があるので、身体に程よくフィットするところも気に入っている点だ。
なお、ヒートテックコットンクルーネックT(長袖)のサイズ・色は男女で異なり、一部オンラインショップでの取り扱いとなる。MENSのサイズはXS~4XLで、カラーは6色、WOMENSのサイズはXS~3XLで、カラーは5色となっている。
インナーとして着るのであれば通常のサイズ、外着として着る場合は一つ上のサイズをお勧めする。ユニクロでお好みのサイズや色を探してみるのも楽しい。
ダウンから生まれた「リサイクル ダウンジャケット」
二つ目は「リサイクルダウンジャケット」を紹介しよう。これは、回収されたダウンジャケットを利用して新しいダウンに生まれ変わらせる、新しいテクノロジーから生まれた商品だ。最近ファッション業界では、製造や廃棄の時に発生する二酸化炭素を減らすため、素材を再利用する「サスティナブル・ファッション」という考えが広まっている。ユニクロでは2020年に「RE.UNIQLO」というプロジェクトを立ち上げ、全商品をリサイクル・リユースする取り組みをスタートさせた。
各店舗にリサイクルボックスを置き、衣服の回収をしているのを見かけるだろう。回収されたダウンジャケットは専用の工場に運ばれ、さらにダウン生地とフェザーに分類。その後、独自技術で素材を再生し、新しいダウン商品として出荷される。
このリサイクルダウンジャケットは100%再利用されたダウンとフェザーを使用していて、環境に優しい商品になっている。腰ポケットに加えて胸元にポケットがあるのも、機能的で使いやすい。リサイクルダウンジャケットは男女兼用で、サイズはXS~XXL、4色で展開している。
ユニクロのダウンジャケットは元々品質がよく、軽くて保温性が高いので、定番商品として根強い人気がある。今年、ダウンの購入を考えている人は、環境に優しいリサイクルダウンジャケットを選んでみてはいかがだろうか。
縫わない服・3Dラムブレンドワンピース
最後に紹介するのが「3Dラムブレンドワンピース」。島精機製作所の登録商標であるホールガーメント製法が使われている。各パーツを縫い合わせるこれまでの手法と違い、端から機械で一気に編み上げる製法だ。この技術でできた3Dニットは、縫い目がなく立体的になるため、着た時のシルエットが綺麗に見えるのが魅力的。数々の体型のデータを集め、仕上がりを微調整しながらデザイン性も重視してできた3Dニット商品は、多くの女性から人気を集めている。
伸縮性があり動きやすいので、家でも外でも快適に着られる。また、ワンピース1枚でも可愛いが、レギンスやスキニーを合わせるとコーディネートの幅が広がる。3DラムブレンドワンピースはWOMENのみの販売で、サイズはXS~XXL、4色の展開となる。
レギュラー丈のほか、オンラインショップではショート・ロング丈も展開しているので、好みに合わせて選べるのもうれしい。
番外編:ヒートテックが毛布になった「ヒートテックモウフ」
ファッションアイテムではないが、この冬注目のテクノロジーアイテムとしておすすめしたいのが「ヒートテックモウフ」だ。ヒートテック技術はインナーから始まったが、今では靴下や手袋、そして毛布まで展開されている。ヒートテックモウフは17年にオンライン限定商品として登場した。「暖かい・軽い・洗える」というキャッチコピーで話題を呼び、20年10月からはユニクロ全店舗での取り扱いを開始。今ではすぐに品薄になる程の人気商品となっている。
ヒートテックモウフのサイズは、シングル・ダブルの二種類あり、シングルが200×140cm・重量約1.2kg、ダブルが200×180cm・重量約1.5kgとなっている。
実際にヒートテックモウフを購入したが、肌触りがなめらかで、一度毛布に包まれると抜け出せないくらい暖かい。また、軽いので簡単に寝返りがうてるところと、布団の中の暖かい空気が逃げないところが気に入っている。
購入する前は暑くて蒸れるのではないかと心配したが、ヒートテック素材の吸湿性からか、全く蒸れることなく快適に熟睡できた。
洗濯機で洗える素材のため、メンテナンスも簡単で清潔に保てる。アウトドアなどの持ち運びにも気兼ねなく使えて便利だ。
さらに今年はディズニーやフィンレイソンとのコラボデザインが発売され、ますますラインナップが増えている。昨年は入荷するたびに売り切れた話題の商品とあって、ぜひあなたも一度試してみてはいかがだろうか。
最先端のテクノロジーをユニクロで体感してみよう
ここまでテクノロジーを駆使した、冬に活用したいユニクロの商品を紹介してきた。ユニクロの商品ラインナップはとても豊富で、新商品も続々と登場するので、今後も目が離せない。店舗に置いている商品以外にも、オンラインショップ限定の商品も数多くあるので、ぜひ店舗で実際に触ったりネットで調べたりして、自分好みの商品を探してみるといいだろう。(GEAR)