JR東日本、本日から終電時間を繰り上げ 30分以上の線区も

時事ネタ

2021/01/20 07:00

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は本日(1月20日)から当面の間、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発出と国・関係自治体からの要望を踏まえ、終電付近の列車の運転を取りやめる。この影響で、終電時間が30分以上繰り上がる路線もあるので、注意したい。

JR東日本の各駅には終電時間が繰り上がる旨が掲示されている

 対象となる線区は、山手線、京浜東北・根岸線、中央・総武線各駅停車、常磐線快速、埼京・川越線、東海道線、横須賀線、中央線快速、武蔵野線、京葉線。平日で計42本、土・休日で計40本の列車が対象になる。

 平日に繰り上がる時間大きいところは次の通り。山手線(内回り)の池袋~大崎間で28分程度。京浜東北・根岸線(大船方面行き)の蒲田~桜木町間で32分程度。京浜東北・根岸線(大宮方面行き)の南浦和~大宮間で26分程度。常磐線 快速(上り)の取手~松戸間で25分程度。中央線快速(下り)の東京~武蔵小金井間で30分程度。

 なお、これに伴う代行輸送などは実施しないとしている。

 1月8日に発出された緊急事態宣言では、不要不急の外出や移動を極力控えるよう要請されている。また、飲食店も8時までに閉店するよう呼び掛けているが、やむを得ない要件で外出するケースもあるはずだ。そういった際は、新型コロナウイルスの感染対策はもちろん、終電の時間が変わっていることに留意しながら行動するよう心掛けたい。