横浜に常設のロープウェイ登場、4月から運行開始

経営戦略

2021/01/14 15:00

 横浜市は、2021年4月22日に日本初の常設都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」の運行を開始する。桜木町駅と新港ふ頭を結び、普段は見ることができない視点から横浜を楽しむことができる。

桜木町駅と新港ふ頭を結ぶ常設のロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」

 YOKOHAMA AIR CABINの全長は約630mで、最大高さが約40m。片道約5分で運行する。ゴンドラ数は36基で定員は8人、運賃は大人1000円、子ども500円、10時~22時まで営業するとしている。
 
運行ルート

 桜木町駅から新港ふ頭が直結することでアクセスが便利になるほか、横浜の景観を楽しみながら移動できるようになる。ゴンドラには冷房を完備しているほか、外からみても楽しめるよう夜間の景観を演出するという。

 このほか、横浜市は快適に移動できる歩行者デッキの整備、特殊なゴーグルを装着して乗車し現実とバーチャルの融合が体験できる「オープントップバス」をはじめ、「AI運行バス」「水上交通の充実」など、都心臨海部の回遊性を向上させる取り組みを進めていく考えだ。