MMD研究所は、全国の15~69歳の男女1万人に実施した「コロナ禍での総合ECサイトに関する調査」の結果を12月14日に発表した。調査は、10月31日~11月2日の期間に行われている。
9割が総合ECサイトの利用経験あり。利用サイトは「Amazon」が最多
調査対象者に、総合ECサイトの利用経験を尋ねたところ(複数回答)、90.1%が利用経験ありと答えており、利用したことのある総合ECサイトは「Amazon」(69.7%)が最も多く、「楽天市場」(68.7%)、「Yahoo!ショッピング」(46.9%)が続いた。
メインで利用している総合ECサイトは「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」
が上位に
調査対象者のうち、総合ECサイトを利用したことがある人(9010人)に、メインで利用している総合ECサイトを尋ねた質問では、楽天市場(41.4%)が最多で、以下、Amazon(38.1%)、Yahoo!ショッピング(13.0%)が続いている。
新型コロナ禍で2割のユーザーが総合ECサイトの利用頻度増加
同じく、総合ECサイトを利用したことがある人に、新型コロナウイルス感染症の流行前後での総合ECサイトの利用状況を尋ねたところ、「2020年4月以降、利用頻度が増えた」利用者が21.3%、「2020年4月以降、利用開始した」利用者が4.8%だった。
4~10月は総合ECサイトを週に1回利用する人が増加
総合ECサイトを利用したことがある人の、新型コロナウイルス感染症の流行前後での総合ECサイトの利用頻度は、2020年3月以前で「2か月に1回未満」が27.0%、20年4~5月で「月1回」が26.0%、20年6~7月で月1回が26.1%、20年8~10月で月1回が26.9%で最多となっている。
20年3月以前は2か月に1回未満が27.0%だったが、20年4~7月は2か月に1回未満の利用者がいなかった。
8~10月は、男性の10代と60代、および女性の全年代で総合ECサイトの利用頻度が増加
3月以前と8~10月の期間について、総合ECサイトの利用頻度として最も多かった項目を性年代別でみると、3月以前で男性が10代のみ2か月に1回未満だったが、他の年代で月1回が最多で、女性が全世代で2か月に1回未満が最も多い。
一方、8~10月の期間では、男性が10代で「2か月に1回」、60代で「月2~3回」で、3月以前よりも増加し、他の年代が月1回と変化はなかった。女性は、10~50代で月1回、60代で「月2~3回」と、3月以前よりも増加している。
総合ECサイトの利用を開始した理由、Amazonは「品揃えが豊富だから」、楽天市場は「ポイントが貯まりやすいから」、Yahoo!ショッピングは「品揃えが豊富だから」がトップに
総合ECサイト利用者のうち、4月以降に利用を開始した人(435人)に、総合ECサイトの利用を始めた理由を尋ねたところ(複数回答)、Amazon利用者で「品揃えが豊富だから」「商品が探しやすいから」「商品が届くまでの期間が短いから」、楽天市場利用者で「ポイントが貯まりやすいから」「ポイントが使いやすいから」「品揃えが豊富だから」、Yahoo!ショッピング利用者で「品揃えが豊富だから」「ポイントが使いやすいから」「ポイントが貯まりやすいから」が上位を占めている。
総合ECサイトの利用頻度が増えたユーザー、Amazonは品揃え、楽天市場とYahoo!ショッピングはポイントの貯まりやすさ/使いやすさが理由
総合ECサイト利用者のうち、4月以降に利用頻度が増えた人(1923人)に、利用頻度が増えた理由を尋ねた質問では(複数回答)、Amazon利用者で「品揃えが豊富だから」「商品が探しやすいから」「商品が届くまでの期間が短いから」、楽天市場利用者で「ポイントが貯まりやすいから」「ポイントが使いやすいから」「品揃えが豊富だから」、Yahoo!ショッピング利用者では「ポイントが貯まりやすいから」「ポイントが使いやすいから」「品揃えが豊富だから」が上位となった。
総合ECサイトの関連サービス利用、Amazonでは「Amazonギフト券」、楽天市場では「楽天ポイント」、Yahoo!ショッピングでは「Tポイント」が最多に
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングをメインで利用している人(各300人)に、総合ECサイトの関連サービスを利用しているかを尋ねたところ(複数回答)、Amazon利用者で「Amazonギフト券」「Amazonポイント」「Amazonプライム」、楽天市場利用者で「楽天ポイント」「楽天カード」「楽天銀行」、Yahoo!ショッピング利用者では「Tポイント」「PayPay」「Yahoo!プレミアム」を利用している人が多い。

調査対象者に、総合ECサイトの利用経験を尋ねたところ(複数回答)、90.1%が利用経験ありと答えており、利用したことのある総合ECサイトは「Amazon」(69.7%)が最も多く、「楽天市場」(68.7%)、「Yahoo!ショッピング」(46.9%)が続いた。

が上位に
調査対象者のうち、総合ECサイトを利用したことがある人(9010人)に、メインで利用している総合ECサイトを尋ねた質問では、楽天市場(41.4%)が最多で、以下、Amazon(38.1%)、Yahoo!ショッピング(13.0%)が続いている。

同じく、総合ECサイトを利用したことがある人に、新型コロナウイルス感染症の流行前後での総合ECサイトの利用状況を尋ねたところ、「2020年4月以降、利用頻度が増えた」利用者が21.3%、「2020年4月以降、利用開始した」利用者が4.8%だった。

総合ECサイトを利用したことがある人の、新型コロナウイルス感染症の流行前後での総合ECサイトの利用頻度は、2020年3月以前で「2か月に1回未満」が27.0%、20年4~5月で「月1回」が26.0%、20年6~7月で月1回が26.1%、20年8~10月で月1回が26.9%で最多となっている。
20年3月以前は2か月に1回未満が27.0%だったが、20年4~7月は2か月に1回未満の利用者がいなかった。

3月以前と8~10月の期間について、総合ECサイトの利用頻度として最も多かった項目を性年代別でみると、3月以前で男性が10代のみ2か月に1回未満だったが、他の年代で月1回が最多で、女性が全世代で2か月に1回未満が最も多い。
一方、8~10月の期間では、男性が10代で「2か月に1回」、60代で「月2~3回」で、3月以前よりも増加し、他の年代が月1回と変化はなかった。女性は、10~50代で月1回、60代で「月2~3回」と、3月以前よりも増加している。

総合ECサイト利用者のうち、4月以降に利用を開始した人(435人)に、総合ECサイトの利用を始めた理由を尋ねたところ(複数回答)、Amazon利用者で「品揃えが豊富だから」「商品が探しやすいから」「商品が届くまでの期間が短いから」、楽天市場利用者で「ポイントが貯まりやすいから」「ポイントが使いやすいから」「品揃えが豊富だから」、Yahoo!ショッピング利用者で「品揃えが豊富だから」「ポイントが使いやすいから」「ポイントが貯まりやすいから」が上位を占めている。

総合ECサイト利用者のうち、4月以降に利用頻度が増えた人(1923人)に、利用頻度が増えた理由を尋ねた質問では(複数回答)、Amazon利用者で「品揃えが豊富だから」「商品が探しやすいから」「商品が届くまでの期間が短いから」、楽天市場利用者で「ポイントが貯まりやすいから」「ポイントが使いやすいから」「品揃えが豊富だから」、Yahoo!ショッピング利用者では「ポイントが貯まりやすいから」「ポイントが使いやすいから」「品揃えが豊富だから」が上位となった。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングをメインで利用している人(各300人)に、総合ECサイトの関連サービスを利用しているかを尋ねたところ(複数回答)、Amazon利用者で「Amazonギフト券」「Amazonポイント」「Amazonプライム」、楽天市場利用者で「楽天ポイント」「楽天カード」「楽天銀行」、Yahoo!ショッピング利用者では「Tポイント」「PayPay」「Yahoo!プレミアム」を利用している人が多い。