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iPhone故障の原因は? 使用時間の長期化がもたらした意外な結果

データ

2020/12/16 19:30

 ギアは12月16日、iPhone基板修理サービス「FIREBIRD」のデータベースを基にしたスマートフォンの使用年数と故障原因に関する調査分析の結果を発表した。調査は、6月1日~11月30日の期間に修理を行った、681台のデータを基に行われている。

修理依頼されたiPhoneの半数超が発売から3年以上経過

 FIREBIRDに依頼されたiPhoneの故障端末を機種別でみると、修理依頼の半数超が発売から3年以上経過した機種だった。平均使用年数を「約4年」と想定すると、機種変更の理由が契約プランの都合ではなく、端末が壊れたため「修理」または「買い替え」を行う消費パターンが増えていることが分かる。
 
故障原因は「自然に」が最多

 故障原因については、「自然に」(43.47%)が最も多く、「水没」(19.97%)、「落下」(9.10%)が続いた。

 同社は、故障原因が「自然に」と回答した人の多くに共通する「誤った充電習慣」として、「充電ケーブルやアダプタ部品などが劣化した状態で使用を続ける」「MFi認証(アップルが、他社製アクセサリとiPod/iPad/iPhoneとの互換性を保証することを示す)製品でない充電アダプタを使用し続けている」「充電しながら長時間使用を繰り返す」を指摘している。